三代目❤夢小説 『直己編22』
2018.03.15 11:00
守っている?
いったい何からだろう?
不思議な感じがした
ふと腕時計を見た
ここへ来てからもう既に2時間が経過している
「そろそろ行かないと…」
「撮影ですか?」
「ええ…戻ってちょんまげを結ってから撮ります」
「ちょんまげ?見てみたい」
「よかったら見学に来ませんか?」
珍しいこともあるものだ
自分から声を掛けた
考える前に言葉にしていた
「…ありがとうございます」
「行きたいのは山々ですが、夕暮れには父が戻って来ますので、食事の用意をしておかないと…」
「そうですか」
「では、俺はこれで」
先に襖を開けようとして、彼女が立ち上がる瞬間、バランスを崩し、前のめりになった
「危ない‼︎」
咄嗟に俺は両手を出し、彼女の体を支えた
自分の腹の辺りで女性の肩を支えたので、
一瞬…彼女の真っ白なうなじが目に飛び込んできた…
透けるような白い肌…
直視できない…
思わず目を逸(そ)らした…
つづく
夢小説ですが、直己さん目線でストーリーが進んでいきます。