ガッツある子。
前回、塾内模試で最も偏差値が
低かった中学生。
夏休みに入塾した子で、
夏休み明けのテストでは
学校の定期テストで順位を
30位ほど上げましたが、
根本的に中1の頃にやり残した
負債を清算しきるにまだ
至っていません。
そればかりか、小学生の時からの
負債も重なっており、
結構、というか、かなり、
私も生徒も大変な時期を
過ごしてきました。笑
しかしその子はガッツがありそうなので
「土曜日いいよ、来たいなら」と
以前から言ってましたが、先日
「土曜日来ていいですか?」と
生徒の側から言われたので、
空いてる席もあったので
先週から来てもらってます。
ほとんど自習なんですけど、
ぶっ通しでやるので集中は
かなりできる時間です。
前回の定期テストは、
理科でかなり稼ぎました。
理科は成績を上げやすい教科で、
すぐ成果を出したいなら
特効薬になります。
しかし、根本的には英数が
なんとかなってないと付け焼き刃。
今回は徹底的に英数を叩いてます。
特に土曜日は数学だけ
2〜3時間。手持ちの問題集の
ページから問題を選び、
徹底的に演習します。
できると思っている問題でも、
確実性を上げるためにしつこく。
大分計算ミスも減り、
パターンも読めるようになり、
できるようになったという
自覚も芽生えてきたようです。
あとは、英単語を覚えて
もらえたら、順位がもう
50番くらいはすぐに
上がりそうなのですけど、
こればかりは生徒の意欲と
具体的な努力に期待するしか
ありません。
まあ、そんなにすいすい順位が上がるなら
苦労はないのですが、比較的中学生は
成績は上下しやすいというか、
公立中は特に、頑張ったら割と
すぐ中の上くらいまでは
上がります。
しかし、そこから上は層が厚く、
壁を感じることもしばしばで、
学習スタイルを根本から
見直さなければならないことも
出てくるんですけど、
その壁を超えた先は自由なんですよね。
そこに早く行ければ、
もっと学習意欲は湧き、
相乗効果的に成績は
上がってゆく傾向が
見られるようになります。
壁を超えたいですね。
定期テストまであと2週間ほど。
正攻法で勝ちにゆきます。