ヨガで怪我?
ヨガで怪我をした。
アレルギーになった。
蕁麻疹になった。
なんか、色んなことを言われるようになったもんですね。
ヨガ人口が多くなれば意味の無い方法論を教える人も増えるでしょう。
意味の無いことを求める人も多くなります。
開かない足を無理やり広げたら誰でも傷めますよ。
子供でもわかることだと思いますが・・・。
パワーヨガなんて名前つけてかなりハードなことをさせたりするものもありますよね。
子供でもわかりそうなことを指導するのに特別な医学的知識はいらないはずです。
もちろん、あったほうが良いですよ。
この記事に出てくるのはヨガのインストラクターで理学療法士?
う~ん、資格もってたら怪我がなくなるん?
身体の仕組みをわかっていることは大事ですが医学的知識だけじゃ~事故は防げないです。
かなり注意していても寝返りを打っただけでも骨折する人は骨折します。
あり得ないようなことで傷めることはあります。
基本的にヨガは人と比較しない。
自分ができることをするのがヨガですよね。
そして自分の身体と対話することがヨガのはずです。
アクロバット的な柔軟性を求めるのはヨガでもなんでもない。
いわば心の修行であり、自分と身体の対話が基本のはず。
そして他の人と比較しないことを習得するのがヨガのはずなのに・・・。
そんなのヨガじゃなくてスポーツですよ。
スポーツなら野球でもテニスでも事故は起こりますよね。
どれだけ注意していても間違いなくスポーツは事故が起こります。
もちろん注意すれば事故を少なくはできます。
でもクライアントは、身体を柔軟にしたい(何の為って思いますが)とかダイエットしたいとか様々な注文を要求する訳です。
それに指導者がのっかって色々させる。
だから指導者の医学的知識があるなしにかかわらず事故は必ず起こる訳です。
自分の身体と対話をするのに激しい動きや極端な柔軟性なんて必要ないはずです。
ましてや痩せる必要もなければプロポーションを保つ必要もない。
こういう記事をみるとヨガをひとくくりにして、何もわかっていない人が一方的な記事を書いて煽っているようにしか見えない。
ヨガはスポーツではないのにスポーツ化させた結果なだけだと思いますが・・・。
鍼灸治療も同じです。
ズブズブ沢山刺す鍼も鍼ですし、私のように少数の穴に当たるか当たらないかぐらいの刺激でも鍼です。
十把一絡げにしてヨガはとか鍼灸は、と言っている時点でおかしい。
クライアントが求めるものにだけ答えていたらそうなるのは当然です。
ホントの問題はそこにあるはずです。
クライアントの言いなりになっている指導者がいる限り、事故はなくならないでしょうね。
いくら注意しても無理ってもんです。
医療も同じです。
患者の言いなりになって医療をしていたら事故や副作用が起こるのは当たり前です。
医療が悪い訳じゃない。
まあどんなことでも一緒です。
ヨガをスポーツだと割り切って行うなら怪我をする可能性はあると思ってやった方がいい。
誰かのせいにするなんて間違ってます。
医療だって同じですよ。
薬を出さない医者はヤブ医者だと思っている患者は副作用が起こってもおかしくないと思っていた方がいい。
その考えを変えるのが医療者の仕事のはずです。
どんな目的があるにせよ自分がやりたかったからやった訳でしょ。
それをやり過ぎただけでですよね。
怪我はつきものだと思った方がいい。