好品
おはようございます。
食のセレクトショップ&カフェ テマヒマ
ただいま準備中!
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
何年か前に
プロダクトデザイナーで日本民藝館館長の
深澤直人さんの講演を
大阪日本民藝館に聞きに行きました。
民藝の創始者 柳宗悦の数々の蒐集について
そのモノやセレクト基準を
現代的な言い方だと、
"かわいい"
ではないか?と仰ってました。
哲学者の鞍田崇さんの仰っている
インティマシー
"いとおしさ"
ということも同様でしょうか。
その講演の中で深澤直人さんは、
"いいもの"
と
よいもの
は違うと。
僕なりに前職のファッションで言うならば
前者は、おしゃれ!とか かわいい!とか
後者は、日本製とか綿100%とか。
いいものは、"情緒的価値"
よいものは、機能的価値とか合理的価値
と言い換えてよいかもしれません。
Roundabout,OUTBOUNDの
小林和人さんのお話も以前
大阪グランフロントの無印良品に
聞きに行ったことがありますが、
そこでも語ってらっしゃった
"抽象的な作用"
と
具体的な機能
ともつながるように思います。
両者は相反するものではなく、
情緒的価値を支える、
素材とか技術みたいな裏付け
機能性や合理性はあるのでしょうね。
柳宗悦の言う、用即美とも通じます。
テマヒマでセレクトした器が
続々と届いてます。
物件が決まってないので
自宅が若干倉庫化してます 汗
テマヒマでは
"いいもの"
をセレクト出来てるのではないかと。
自画自賛ですが 笑
よいものを漢字で良品とするなら、
いいものは
"好品"
ということになるでしょうか?
ちなみに
テマヒマ店主(うちの奥さん)曰く、
前出の鞍田崇さん、
福岡の工藝風向の高木崇雄さん、僕は、
難しい話を分かりやすく話してくれる3人
なのだそうですが、
今日のブログは分かりにくいそうです。