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EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

征服者ヘラクレスの神殿 Tempio di Ercole Vincitore

2020.06.23 19:11

オリジナルは紀元前2世紀に建てられたと言われている円形神殿。  コリントスの戦いでアカイア同盟軍を破った共和政ローマの軍人ルキウス・ムンミウス・アカイクスにより建てられた。


★ ローマに現存する大理石の最古の建物のひとつ

フォルム・ボアリウムにある。

この円形神殿の直径は約14.8m、屋根を支えるコリント式円柱の高さは約10.66m。

現在は失われてしまっているが、かつてはこの円柱の上にアーキトレーブと屋根が乗っていた。

屋根を支えていた円柱20本のうち19本は建築当初の物であり、建物中央部の円形の部屋はトラバーチンと大理石によって建てられている。



★ サント・ステファーノ・アッレ・カロッツェ聖堂

1132年、この建物はサント・ステファーノ・アッレ・カロッツェ聖堂(Santo Stefano alle Carozze)と呼ばれるようになった。

1475年には、祭壇のフレスコ画の製作やさらなる改修が行われた。床に埋め込まれた銘板はローマ教皇シクストゥス4世(在位 1471年 - 1484年)に捧げられたものである。

17世紀には、サンタ・マリア・デル・ソーレ聖堂(Santa Maria del Sole)とされた。

フランス統治時代に、ジュゼッペ・ヴァラディエル(Giuseppe Valadier)により修復されオリジナルに近い形に戻された。

1935年、古代ローマの建築物と考古学的に再確認され、1996年に改修。

遠くに見えるのは、 ポルトゥヌス神殿(Tempio di Portuno)



出土品

ヘラクレスのブロンズ像

2世紀のヘラクレスのブロンズ像がシクストゥス4世の時代に発掘された。現在カピトリーニ美術館に展示。


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2020.06


2018.03


参考

ウィキペディア

wiki

Impero Romano