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【機材紹介】アトミック腐レンズ Super Takumar

2018.03.16 03:13
今回もオールドレンズ(ニッコリ)


現行のレンズたちはあまり面白くないし…


そもそも今使ってるレンズ

ほぼオールドレンズ



Super-Takumar 50mm f1.4

↑これ。


↑渋い。

↑買った時からフィルターが付いていて、しかも歪んでいるせいか外れない。


こいつも前回のHeliosと同じ、

M42マウント。

Heliosと違う仕様の一つは、絞り羽根のリングはなく、F値のリングを回すだけでF値が反映される点。


レンズのマウント側に、MANの文字が見えるのは、一応マニュアルとオートの切り替えができるため。

でもこれは使われるべきカメラ(こいつの母艦)で使われた時しか機能しないので、意味は無い。諦めてマニュアル運用だ。



このSuperTakumarは50年くらい前のレンズで、まだPENTAXの頭にASAHIが冠されていた時代。国産のレンズで、当時のフィルム一眼レフに今で言うところの「レンズキット」で付いてたもの(みたい)。


ぼくはこいつをヤフオクで、そのフィルム一眼の本体とセットで出ていたのを落札して入手した。(そのカメラ本体は置物に…南無三)

5000円くらいだったかな。


オールドレンズらしく、金属感のある外観で、持つとひんやり。冬は地獄だった。


レンズ自体のスペックとしては、

50mmの単焦点レンズ、開放F値は1.4。

めっちゃ明るい。


写りはかなり鮮明に、クリアに写る。昔の技術でここまでの解像度は素直にすごいと思った。


日本の科学技術は世界一イィィィィィィ


国外の技術なんだけどネ


その高い解像度に貢献しているのが、

レンズのコーティングであろう。

いわゆるアトムレンズというやつで、


(たしか)放射性物質のトリウムを使用している


↑すごい黄ばみ。放射線の影響で、経年によりコーティングが透明→黄色になる。(黄変)


放射性とはいっても、人体に影響があるような酷いものではない(と言われている)。

ぶっちゃけそんな酷いものなら、こいつを使い倒してるぼくの体はやばいことになってる。


ただ、トリウムを使ってないSuper Takumarもある。黄変しているかしてないかで見分けが付くと思う。


あと、

super multi coating (SMC) Super Takumar

なるsuper -superなTakumarも存在しているが、SMCの方が逆光に強くフレアゴーストが出にくいとか何とか(よく分からない)。

SMCバージョンの場合は、ちゃんとレンズにSMCと表示されている。


気にする方は、アトムなのか、smcなのか、購入の際は確認しておくといいかもしれない。



黄変の影響はモロに撮影に出てくる。とにかく黄ばんでいるため、ホワイトバランス(WB)で補整しないと色合いがひどい。

補整しないで撮ると、こんなかんじ。


比較対象として、Canonのレンズキットについてくる純正レンズ、EFS 18-55mmの、WB補整なしの写りを出してみよう。(F値は5.6で統一。仕様上、シャッタースピード・ISOをレンズごとに変えて撮影、レタッチ無し。)

明らかにTakumarの方が暖色になっているのが分かるであろう。


このTakumarの色合いを、EFS18-55のそれに近づけるならば、WBを限界まで寒色方向に引っ張るしかない。

↑一番寒色側に設定。

寒色の限界に設定してようやく、普通の(?)色合いになる。

なので青を強調するような描写には向かない。そういうのを撮りたい人は、黄変してないものを選ぼう。


まとめると、写りは鮮明だが、色合いに難がある(アトムレンズの場合)レンズ。


ぼくはこのレンズの描写が気に入ってるので、だいたいデフォルトで8000Dに付けてる。お気に入りのレンズだ。


最後にSuper Takumarの作例を載せて、この記事はおしまい。


次回もオールドレンズ()