【鉄道】北海道の列車名称は雄大さと自然を感じるね。
鉄道会社は利用していただく時、わかりやすいように列車に名前をつける事が多々あります。
ちょっと前に「富士山号」を名乗る列車が乱発気味という記事を見ました。
小田急の特急「ふじさん」が登場するとのこと。今走っている「あさぎり」が改名。
JR東日本の河口湖行き「富士山」
富士急にも「フジサン特急」「富士山ビュー特急」が走っていて、「富士山駅」もあって大変だと。
観光客にどこへ行く列車かを分かり易くしているんでしょうけど、どこの会社も出しちゃうと余計に困りますねw
日本で初めて列車に名称がついたのは昭和4年9月に鉄道省(国鉄からJR)が公募し東京↔下関を走る特別急行列車2往復に「富士」「櫻」と愛称を付けたが始まりです。
戦後の東京↔大阪に特別急行が1往復復活しその際には「へいわ」と名前が付けられ、同区間を走っていた夜行急行列車に「銀河」という愛称も復活しました。
列車に名称をつける際には一応ルールらしき物がありました。
特別急行列車には鳥、花、自然現象に由来するもの
夜行列車、寝台列車には天体に由来するもの
急行列車には運転区間に関する有名な山、川、海、地名、史跡、特色のある自然現象。
特急で有名なのが
「つばめ」「さくら」「富士」「あさかぜ」「かもめ」
夜行列車では
「銀河」「はくつる」「ゆうづる」「彗星」「明星」
急行では
「つくし」「くりこま」「東海」「なにわ」「立山」
色々ありますが、思い立ったもので書いてます。
個人的に好きな名称は「くろしお」「くずりゅう」「まつかぜ」「明星」
近畿圏発着の列車になりますねえ。
そんな中、すごくいい名称、カッコイイ名称が多かったのが、北海道!
北海道初の特急列車は昭和36年のダイヤ改正で登場した「おおぞら」からはじまります。
おおぞら
函館↔旭川
おおとり
函館↔網走
オホーツク
札幌↔網走
ヘッドマークに注目!ローマ字表記ではなく、英語表記の「オホーツク」になっているのがミソ!!
北斗
函館↔旭川
他にも急行では「大雪」、「エルム」、「ニセコ」、「まりも」、「アカシヤ」、「すずらん」、「ライラック」など、名称のルールには則っていますが、きれいな名称が多いなあと思います。
今は特急ばかりになり、名称もかなり減りました。
特急や急行も函館始発が多かったのが今は札幌が多いです。
連絡船から青函トンネルになり、移動が飛行機になると札幌の方が需要はあるということですね。
更に新幹線が伸びると函館の需要がねえ。
函館発って言うのが、よかったんですけどね。