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Donuts Films

大豆の話

2018.03.16 05:43

うー。久しぶりの投稿になってしまった…

出演方面も書きたいこといくつかありますが、いかんせんどのレベルまで情報公開できるか不確かだったり。

てなわけで、お料理のこと。


冬が終わって春に向かう季節は大豆を炊きます。

お目当ては自家製味噌作りのためなんですが、せっかく大豆を買うのでお味噌がひと段落すると大豆を食す用にも炊きたくなる。


こんな風に書くと、マメで(豆だけに)女子力高いです!みたいな雰囲気かもしれないが、味噌作りは毎度思う。めっちゃ大変ーーー、ちょー疲れた、と。


まず、一晩水に漬けておいた大豆を柔らかく潰せるくらいまで炊く。

翌日お豆を炊くんですが、新豆だったら割と2~3時間でやわらかくなったりしますが5~6時間くらいかかってしまうこともしばしば。通販で豆を買うと、新豆かどうかまで確認できなかったりしますしね。

で、ゆでること自体はお鍋任せなんで大したことじゃないんですが、小さなマンションで長時間ゆでていると結露がすごいんです。扉から水滴がしたたり落ちるほど。

で、やっとゆであがったと思ったら、そっから豆を潰し、えんやこら潰せたと思ったら、塩とこうじを合わせたものと種みそとまんべんなく混ぜ合わせていく。

やっと潰し終わった図。


そっから混ぜ合わせる。


やわらかな大豆を触っているのは気持ちよいのですが、とってもとっても大きな鍋なり器がないとあちこち散らかる。

わたしは大き目のお鍋とボウルを計4つくらい使ってやります。

みそボールをつくって仕込んだら完了、洗物祭りです!


と、とてもめんどくさいアピールをし、そんなに言うんだったらやらなきゃいいじゃんってことですが、それでも、この大変な作業をやり終えたら「あぁ、できた」みたいな達成感があり、美味しい自家製味噌を今年も使えるんだな、と豊かな気持ちになります。



自作の味噌って、本当に美味しいので、めっちゃ大変なの覚悟の上、ぜひやってみてほしいです。


で、ゆで大豆。


これは味噌を仕込む前の段階の、鍋任せの作業なんでそんなに大変じゃないし、こちらもあるだけで本当に豊かな気持ちになる。

なんだろうなー、この大豆の力。


大豆を炊いたときにおすすめしたいのが、高山なおみ先生のレシピで見た大豆のポタージュです。


ゆで汁をとりわけ、ゆでた大豆と一緒に、ミルクと味噌で味付けをし、少しバターを浮かべていただくもの。

すごくホッとするんです。

ミルクがなくて、ゆで汁のお味噌汁にしてもとても美味しかったです。

大豆の甘味がすごく活きてるの。


そしてゆでた大豆の一部をお出汁に浸しておくのも同先生推奨のレシピで学びました。

こちらも作っておくと、いつもの献立に一品追加はもちろんのこと、


鶏ハムや葉野菜と一緒にあたため直して、粗挽き胡椒と一緒にいただくと、ぱぱっと仕上げたとは思えないホッと心があたたまるお料理ができます。


今年の冬はあまりにも寒く「あー、もういろいろがんばるとかできないかも」と思ったりもしましたが、ちゃんと大豆を炊けたので、あぁよかったなぁと思ったのでした。