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混沌にこそ未来が

雇われずに生きること

2018.03.17 05:01

確定申告が終わった。

自分が個人事業主であることを、

痛烈に感じる時期である。


会社や役所等の組織に雇われて働くことと、

独立してフリーランス、個人事業として働くことには、大きな違いがある。


僕が毎日、ピアノを練習したり、作曲したり、フライヤーを作ったり、クライアントとメールのやり取りをしたり、DMを郵送したりといった仕事には、1円の収益も発生しない。

組織に雇われているなら、こうして仕事をしてる時間に対し、お給料が支払われるだろう。

僕らにはそれがない。


これらの仕事が、ライブの集客に結びついて、初めて収益を手にすることができる。


もしお客さんが少なかったら、収益は少なかったり、ゼロだったり、赤字だったり。

往復の交通費も宿泊費もムダになる。


「仕事で旅ができていいですね」

なんて気楽に言ってくる人がいるけど、

1回の遠征の為に、前後も合わせて3日拘束。

組織と違って、出張手当もないし、交通費も宿泊費も自腹で、

しかも収益もないかもしれないのです。


時間をかけて作曲し、家にこもって練習し、

自腹を切ってレコーディングをしても、

CDが売れなければ、大赤字。


それもすべて自己責任。

誰のせいでもない、

自分の音楽が魅力がなかっただけ。

だから、そんな自分を責め続けてしまう。


そうしたことが続いても、何年も続いても、

演奏できる喜びを感じ、

聴いてくださる方への感謝を感じながら、

心が折れずに音楽を続けていける人が、

どれだけいるのだろう。

家族を養える人が、どれだけいるのだろう。


古今東西、そうしたなかで、

多くの芸術家たちが、

芸術をやめた。

生きることをやめた。

気が狂った。

蒸発した。


僕は、いつまで生きれるのだろう。