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オフラインクエスト!~ネトゲの世界でこんにちは~

2017.03.26 03:00

【オフラインクエスト!~ネトゲの世界でこんにちは~】 

♂2人 ♀1人 計3人 ~ ♂4人 ♀2人 計6人 

~15分 

 

〔登場人物〕 

ひな ♀ 16歳 高校生 

友達がいないわけではないが少なく、内にこもりがちな女の子。 

 

にくだまん ♂ 26歳 ヒキニート デブ 

ゲーム配信などをしていて、わりと有名。 

攻略サイトなども作っていたり、公式放送などにも参加したりしている。 

 

竹林 ♂ 31歳 サラリーマン 

真面目を絵にかいたような男。 

メガネクイッ みたいな! 

 

 

〔ネトゲ内登場人物〕 

ここあ ♀ 魔法使い 

リアルは19歳のアイドル見習いと言っている。 

 

アキト ♂ 盗賊 

リアルは16歳の男子高校生と言っている。 

パーティのまとめ役。しっかり者。ツッコミ。 

 

シャルーシュ(シャル) ♂ 剣士 

リアルは23歳のホストをやっているイケメンと言っている。 

チャラ男。 

 

 

※兼ね役の場合はリアル役+ネトゲ役が良いと思われます。 

 誰と誰を組み合わせてもOKです。演じやすいようにしてください。 

――――――――――――――――――― 

ひな    ♀ : 

にくだまん ♂ : 

竹林    ♂ : 

ここあ   ♀ : 

アキト   ♂ : 

シャル   ♂ : 

――――――――――――――――――― 

 

ひな「ただいまー・・・。って、誰もいないもんね。あ、メール来てる・・・『ひなへ。お母さんは今日も帰りは遅くなると思います。ご飯はお弁当を買ってあるので、チンして食べてください』・・・はぁ」 

 

ひな「いいもーん、私にはネトゲがあるもんね♪」 

 

ひな「着替えるのめんどくさいし!後でいいや!ログインっと・・・」 

 

 

―――ネトゲ内 

アキト「シャルさん、また装備新しくしたんですね!」 

 

シャル「気付いたか!さすがだなアキト!どうよ!?このチョーイカしてる装備!」 

 

アキト「ステータス見せてもらいますね・・・え?あれ?」 

 

シャル「ぉん?どしたよ?」 

 

アキト「前の装備より弱くないですか、これ?というか、手の装備って初級ボスからのドロップのじゃないですか・・・」 

 

シャル「俺レベルになるとさ・・・、性能よりやっぱ見た目っしょ。どうよ!?最高だろ?」 

 

アキト「あぁ・・・そうですね。街ではいいですけど、冒険の時は戻してくださいね?」 

 

シャル「・・・つれねーなぁ。そんなんじゃモテねーぞぉ?」 

 

アキト「別にモテなくて構いませんから」 

 

シャル「おいおいおいおい!男子高校生が何言ってんだよ!?回りにJKいっぱいだろ!?青春しなくてどーすんだよぉ!」 

 

アキト「恋愛興味ないんでww」 

 

シャル「おいおい・・・マジかよ・・・」 

 

アキト「あっ、ここあさんこんばんはです」 

 

ここあ「にゃっほー!ここあちゃん参上!!」 

 

シャル「ここあちゃんやっほー!今日もお疲れさまー♪」 

 

ここあ「ありゃりゃー?待たせちゃいましたですですぅ?シャル君ありがとねー!」 

 

アキト「全然待ってないですよー。そうだ!聞いてくださいよー・・・」 

 

ここあ「なにかにゃ?なにかにゃ?おもしろい話なら、ここあは大歓迎だよー♪」 

 

アキト「いや、シャルさんの装備の(ことなんですけどね)」 

 

シャル「どーよ!この完璧な見た目!!イカすっしょ?イカすっしょ?」(被せて) 

 

ここあ「うーん・・・。あ!そうだ!今日はね!紅蓮龍倒しに行こー!」 

 

シャル「え?・・・あれ?ここあちゃん?」 

 

アキト「あぁ、武器の強化素材ですね」 

 

ここあ「うんうんっ。露店も見たんだけどにゃー・・・。ちょーたかいの!こんなかわいいここあちゃんが欲しいって言ってるんだよ!?ただでくれてもいいのに!」 

 

アキト「まぁまぁ・・・。じゃあ一緒に行きますか」 

 

シャル「ちょっと!俺を無視しないでよ!!」 

 

アキト「無視されたくなかったら装備を戻してください」 

 

シャル「・・・え?そんなにだめ?」 

 

ここあ「シャル君ださい」 

 

シャル「・・・倉庫行ってくる」 

 

アキト「いってらっしゃいませー」 

 

 

ここあ「アッキーアッキー。学校は楽しいかにゃー?」 

 

アキト「んー・・・まぁまぁですよ」 

 

ここあ「いいにゃー・・・高校生かー・・・」 

 

アキト「ここあさんもこないだまで高校生でしょう?」 

 

ここあ「んー・・・、高校生かそうではないかの差は大きいのだよ。少年」 

 

アキト「なんですかそれww」 

 

シャル「ただいまー!」 

 

ここあ「おかえりにゃー!」 

 

アキト「シャルさん今日はお仕事は大丈夫なんですか?」 

 

シャル「あー・・・。ほんとは出勤日だったんだけどね。昨日飲まされすぎてぶっ倒れちゃって。今日は休みになったわ」 

 

アキト「倒れたって・・・大丈夫なんですか?」 

 

シャル「ほんと!聞いてよ!めっちゃ飲ませてくるBBAでさ!!!いや、まぁ?その分、金落としてくれるから、うれしいんだけどさぁ・・・」 

 

ここあ「ホストって大変そうだにゃー・・・」 

 

アキト「ここあさんもアイドルじゃないですか。僕には想像もつかない世界のお二人です」 

 

ここあ「全然だよー?売れないし・・・ずっと地下だよー・・・」 

 

シャル「準備おっけ!ポーション各種送っといたよー」 

 

アキト「シャルさんいつもすみません。ありがとうございます」 

 

シャル「そのためのサブ職、錬金術師(アルケミスト)だろー。このぐらい当たり前」 

 

ここあ「アッキーは盗賊と蒐集家(コレクター)で素材集め頑張ってくれてるにゃー!」 

 

アキト「お役に立ててるならよかったです!」 

 

ここあ「じゃあバフかけちゃうねー!」 

 

シャル「よし!んじゃゲート展開!っと!」 

 

 

―――狩り終了 

アキト「ふぅ・・・思ったより簡単でしたねー」 

 

シャル「レベルも上がってきたからな!」 

 

ここあ「欲しかった素材も手に入ったにゃー♪」 

 

アキト「それは良かったです。装備作れそうですか?」 

 

ここあ「えっとー・・・ちょっと確認してくるねー」 

 

シャル「あ、もうこんな時間か。俺はそろそろ落ちるとするわー」 

 

アキト「あ、はい。了解です。お疲れ様でした」 

 

ここあ「シャル君おつかれにゃー!アッキー、これとこれとこれ、持ってたりしない?」 

 

アキト「んー・・・これはありますけど、こっちはないですね。渡しましょうか?」 

 

ここあ「ないかー・・・。ううん、大丈夫!また今度集めるの手伝ってほしいにゃー!」 

 

アキト「それはもちろん。良いですよ」 

 

ここあ「ありがとにゃー!アッキー大好きにゃ♪」 

 

アキト「ちょ!ここあさん!それオープンチャットですよ!?」 

 

ここあ「あ・・・間違えちゃった。てへっ」 

 

アキト「・・・気を付けてくださいよ」 

 

ここあ「じゃあここあもそろそろ落ちようかなー」 

 

アキト「じゃあ今日は解散にしましょうか」 

 

ここあ「おつにゃー!」 

 

アキト「お疲れ様です」 

 

 

――― 

ひな「んんーーーー・・・。疲れた・・・」 

 

ひな「ご飯食べよっかな・・・。っ!?あれ・・・?目が・・・」 

 

ひな「あはは・・・ずっと画面見てたら目も疲れるよね・・・。はぁ・・・」 

 

ひな「えっと・・・弁当どこ・・・だ・・・ろ・・・」(倒れる) 

 

 

――― 

竹林「あ・・・、だい・・・ですか?あの、大丈夫ですか?」 

 

 

ひな「んぁ・・・?え?だ、誰ですか!?」 

 

竹林「あぁ!気が付いたんですね!良かった!」 

 

ひな「あ、あなた誰ですか?!警察呼びますよ!!!」 

 

竹林「お、落ち着てください」 

 

ひな「わ・・・私を・・・どうするつもりですか・・・。ここどこですか・・・」 

 

竹林「私はなにもしません。私もさっき気が付いたらここに。そして、君が倒れていたので・・・」 

 

ひな「意味がわかりません・・・。帰してください」 

 

竹林「じゃあ、つまり。君も何も知らないんだね?」 

 

ひな「私が知るわけないじゃないですか・・・」 

 

竹林「困ったな・・・」 

 

にくだまん「・・・おーい!!!おーい!!!」 

 

竹林「ん?人・・・?」 

 

にくだまん「よかった・・・人がいた・・・」 

 

竹林「え・・・?もしかしてあなたも・・・?」 

 

にくだまん「あ、あのー・・・。此処の人でありますか?此処は何処?なんで拙者はこんなとこにいるでござる?どうやったら戻れるんでござるか?」 

 

竹林「ちょっと待ってください。私たちにも何が何だかさっぱりで・・・」 

 

にくだまん「・・・そっちの女の子は?」 

 

ひな「やっ、やめてください!来ないでください!」 

 

にくだまん「・・・この子に何してたでござるか?」 

 

竹林「私はなにもしてませんよ!倒れてたので、声をかけただけです!」 

 

ひな「・・・あれ?にくだまん・・・?」 

 

にくだまん「フヒッ・・・拙者のこと知っているでござるか?」 

 

ひな「ゲーム放送とかやってる、にくだまんさん。・・・です・・・よね?」 

 

にくだまん「見てくれてるでありまするか!」 

 

ひな「あなたが私を・・・。なんで私なんかを!?うちお金もないですよ・・・」 

 

にくだまん「待つでござるよ!拙者は何も知らないのであります」 

 

竹林「あのですね・・・とりあえず。私も、どうやら彼も、そして君も、何も知らないようなんです。どうしてここに居るのか、倒れてたのかなど。ですから、少し警戒するのやめてもらえませんかね?話もできないですよ」 

 

ひな「・・・話せばわかるの?」 

 

にくだまん「わかることもあるかもしれないでござるよ」 

 

竹林「私は竹林と申します。しがないサラリーマンをやっております」 

 

にくだまん「拙者はネット配信をしております。にくだまんで良いでござるよ」 

 

ひな「・・・ひなです。高校生です」 

 

竹林「最後に覚えてるのは何ですか?私は、自分の家でネットゲームをやっていました。終わって、テレビを見始めたのですが、気が付いたらここに・・・」 

 

にくだまん「ネットゲーム?拙者も、サブ垢を落として、メイン垢で放送しようと思っていたらここに居たでござるよ」 

 

ひな「私も・・・ネットゲームを終わって、ご飯を食べようとしてました」 

 

竹林「・・・もしよろしければ、なんというゲームをしていたのですか?」 

 

にくだまん「世界樹の森って知ってるでござるか?」 

 

ひな「あ、私もそれです」 

 

竹林「やっぱりですか。私も同じですよ」 

 

にくだまん「あっ!!!もしかして!!!君がここあちゃんだったりするでござるか!?」 

 

ひな「えっ?・・・あれ?・・・え?ここあさんを知ってるんですか・・・?」 

 

にくだまん「あれ?違ったでござるか・・・?最近拙者のサブ垢でよく遊ぶ2人が居るのでござるが、このパターンはもしや!と思ったのでありますが・・・」 

 

ひな「・・・ちなみにお名前は?」 

 

にくだまん「サブ垢でござるか?シャルーシュと名付けて、みんなからはシャルくん(などと呼ばれているでござるよ)」 

 

ひな「えぇぇーーー!!!シャルさんだったんですか!?」(被せて) 

 

にくだまん「ちょっと!?いきなりどうしたでござるか!?」 

 

ひな「あ・・・ごめんなさい。えっと・・・私・・・、アキトって名前でやってます」 

 

にくだまん「っ!?なんと!!!アキト殿は女の子だったでござるか!?」 

 

ひな「ご・・・ごめんなさい・・・」 

 

にくだまん「・・・え?もしや・・・竹林殿・・・?」 

 

竹林「・・・私がここあちゃんです。どうも」 

 

ひな「ええええぇぇぇぇえええええええええええええ!!!!」 

 

にくだまん「ここあちゃんが・・・男で・・・。アキト殿が・・・女の子・・・」 

 

竹林「そういう、シャルさんもホストではないでしょう?」 

 

ひな「にくだまんさんってニート・・・だよね?」 

 

にくだまん「ギクリッ!」 

 

竹林「なんといいますか・・・とりあえず、理由はわからないですが、原因はわかりましたね」 

 

にくだまん「世界樹の森をやっていた拙者たち3人が、ここに連れてこられてしまった・・・」 

 

ひな「えっ!?じゃあ・・・、もしかしてここって・・・ゲームの世界・・・?」 

 

竹林「到底理解できないことですが、そのようです・・・」 

 

にくだまん「そして、拙者たちが居るのは・・・この景色・・・果ての草原付近だと推測するでござるよ?」 

 

ひな「それって・・・超高レベルのモンスターの生息地域じゃ・・・?」 

 

にくだまん「そうでござるな。まだ拙者たち攻略組も完全には把握できてない、前回のアップデートでの新エリアでござるよ」 

 

竹林「え・・・では・・・私たちは・・・?」 

 

ひな「モンスター来てないよね!?」 

 

にくだまん「装備もないでござるよ・・・」 

 

竹林「あ、ステータスやアイテムを見えますよ。装備も入ってますね」 

 

ひな「使ってたキャラと職業とかレベルはそのままだね」 

 

にくだまん「じゃあ、とりあえず装備するでござるよ!」 

 

竹林「あ・・・」 

 

ひな「あれ・・・」 

 

にくだまん「ん?どうしたでござるか?」 

 

竹林「性別が合わないため装備できません・・・と・・・」 

 

ひな「私も・・・」 

 

にくだまん「えっ、ちょっ!?」 

 

ひな「アキト君、男の子だから・・・。武器だけなら・・・装備できたよ」 

 

竹林「私は・・・全身女性用装備でしたので・・・何も装備できませんでした・・・」 

 

にくだまん「えぇ・・・どうするでござるか!?」 

 

ひな「あ!でも!にくだまんさんは性別そのままだから装備できますよね!」 

 

にくだまん「おうふ・・・」 

 

竹林「どうなさいました?」 

 

にくだまん「体形が合わないため装備できません・・・ってでたお・・・」 

 

竹林「・・・どうしましょう」 

 

ひな「ひっ・・・!!!あ、あれって・・・」 

 

竹林「ん?・・・モンスター・・・それもドラゴンですか!?」 

 

にくだまん「こんなの無理でござるよぉぉおおお!?」 

 

ひな「いやぁぁああああ!死にたくないぃぃいいいい!!!」 

 

 

 

竹林「ネカマ・ネナベプレイには気を付けましょう」