2018年4月の注目試合
来月は今のところ5興行観戦予定。
村田、比嘉の世界戦は悩んだ末スルー。
あのテレビに合わせた興行進行に加え横浜アリーナは遠いっす...
4.7 第572回ダイナミックグローブ&SLUGFEST.3 @後楽園ホール
スーパーフライ級6回戦
住田愛斗(角海老) 5勝1KO勝2敗 24歳
vs
川島克彦(将拳) 4勝4KO勝1敗 36歳
我が地元地区成田からオールKO男川島がB級デビュー。その相手は名門角海老の住田。東日本新人王決勝まで駒をすすめるも今川未来(木更津GB)に破れ優勝を逃す。再起戦で今川と同じく千葉からの刺客川島。ボディビル出身という異色の経歴で勝ち試合は全てノックアウト。JBCボクサー定年の37歳まであとわずか。なんとしても勝利を重ねランキング入りを狙いたい。
注目度:☆☆
ライト級8回戦
ライト級日本#9,OPBF#14
斉藤一貴(角海老) 4勝4KO勝 25歳
vs
ライト級WBO-AP#12
マルボン・ボディオンガン(比) 14勝11KO勝6敗4KO負2分 25歳
角海老の斉藤さんがWBO-APのランキングも狙いに!アマで全日本・国体を制し2016年7月にデビュー後4連続KO勝利で日本、OPBFともに挑戦圏内に。そのイケイケのアグレッシブファイトで年内にいづれかのタイトル挑戦に期待大。ボディオンガンは今回3度目の来日。荒川仁人(ワタナベ)、末吉大(帝拳)にKO負けを喫し今回は是が非でも勝利がほしいところ。両者KO勝利が多いことからアグレッシブファイトに期待!
注目度:☆☆☆
スーパーウェルター級8回戦
Sウェルター級 日本#5,OPBF#10 元日本2階級制覇王者
渡部あきのり(角海老) 35勝30KO勝7敗6KO負 33歳
vs
Sウェルター級 OPBF#5 前OPBF王
ラーチャシー・シットサイトーン(タイ) 10勝7KO勝4敗3KO負 33歳
浜田剛史に並ぶ15連続KO記録保持者にして元日本2階級制覇王者の渡部が前OPBF王者のラーチャシーと激突。前戦世界戦線への再浮上を狙いロシアへWBOインターナショナル獲得へ遠征。WBO1位のクルバノフに挑みましたが善戦虚しく8R TKOで敗戦。去就が気になってましたがまだやるみたいですね。ここで弾みをつけ、5月15日行われる日本王者決定戦の新藤寛之vs丸木遼介の勝者と絡みたい。ラーチャシーも前戦井上岳志にOPBF王座を奪われての再起戦。大石豊に引導を渡しジャンボ織田信長書店ペタジーニを寄せ付けなかった拳は驚異。両者共に敗れている井上岳志に近づけるのどちらか。
注目度:☆☆
日本フェザー級タイトルマッチ10回戦
フェザー級 日本#C
大橋健典(角海老) 15勝10KO勝4敗3KO負2分 28歳
vs
フェザー級 日本#1
源大輝(ワタナベ) 14勝11KO勝5敗2KO負 26歳
前王者坂が拍子木の音をゴングと勘違いし踵を返したの見逃さず背後からフックを打ち込み王座を奪った大橋。この日試合を見に来ていた源も戸惑いを隠せないでいた。前戦をラッキー勝ちという声がちらほら聞こえる大橋はそんな声を黙らせるためにも1位の源を倒したい所。挑戦者決定戦を岩井大との激闘を僅差の判定でものにした源。両者共にKOが多いパワーファイターなので激闘必死。
注目度:☆☆
4.8 桃太郎ファイトボクシング @サントピア岡山総社
フライ級8回戦
ライトフライ級 日本#6
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) 11勝7KO勝1敗1KO負1分 22歳
vs
矢吹正道(緑) 6勝6KO勝1敗 24歳
大注目の試合が岡山は総社で実現。ユーリは2016年末に元世界ランカー大野兼資(帝拳)を1Rで粉砕。そこから注目するようになり昨年は日本ユース王者決定戦にエントリー。メインイベントで1回戦で2013年フライ級全日本新人王の大保龍斗(横浜さくら)にこちらも1R右ストレート一発でKO勝利。完全に流れに乗り今年はユーリ飛躍の年になるんだろうなぁと思ってましたが8月の決勝戦。相手は2016年のフライ級全日本新人王中谷潤人(M.T)。1回戦中谷はあんまり良い出来じゃなく苦戦しながら勝ち上がったことからユーリ楽勝を予想してましたが、1回戦がうそのような仕上がりでユーリを圧倒。次々とパンチをあてユーリのあごを跳ね上げ、消耗しきったユーリにパンチをまとめTKOで下す。初敗北とともに初のKO負けの屈辱を食らった。そんなユーリの再起戦の相手。イージーな相手を用意するのかと思ってましたがいい意味で予想を裏切られました...。矢吹正道、昨年薬師寺ジムを離れこちらもある意味再起戦。勝ち試合は全てKO、中京の豪腕が日本ランクを刈りに敵地に乗り込む。ユーリ、矢吹共に敗れた相手は中谷は同じ4月に世界ランカーに挑戦。どちらが中谷に近づけるか。大注目の一戦。ただポスターのデザインをほぼパクられたのは結構ムカついてます 笑
注目度:☆☆☆☆
4.12 ダイヤモンドグローブ @後楽園ホール
スーパーバンタム級6回戦
杉田ダイスケ(ワタナベ) デビュー戦 29歳
vs
ジムボーイ・ロサレス 3勝2KO勝2敗1KO負1分 24歳
Tシャツ作成させていただいた“POLICE BOXER”杉田ダイスケデビュー戦。アマチュアで数々の戦績を残し110勝を機にプロ転向。29歳という遅咲きのデビューとなるがどこまで進めるか。注目です。
注目度:☆☆
日本バンタム級王座決定戦10回戦
バンタム級 日本#1 OPBF#7
鈴木悠介(三追) 9勝6KO勝3敗 29歳
vs
バンタム級 日本#2 元日本フライ級王者
村中優(フラッシュ赤羽) 26勝8KO勝3敗 32歳
1月に前王者赤穂亮(横浜光)への挑戦が決まっていたが赤穂のドクターストップによりキャンセル。王座決定戦に場を移し鈴木悠介が登場。赤穂には噛み合うと思っていただけに対戦が流れたのは残念。相手は2階級下の元王者村中優。昨年イギリスでWBA世界Sフライ級王者カリド・ヤファイに挑戦するもいい所なく敗戦。進退を保留していたが12月に復帰。Sフライ級ランカー阿知和賢(ワタナベ)に1Rにダウンを奪うが後半阿知和に追い上げられ危うく敗戦かと思われたがダウンのポイントで辛くも勝利。今回がバンタム級転向後初の試合となる。体重超過常習犯の村中。今回は大丈夫か...?
注目度:☆☆
WBOアジアパシフィックフェザー級タイトルマッチ12回戦
フェザー級 WBO世界#4 WBO-AP#C
リチャード・プミクピック(比) 20勝6KO勝8敗2分 26歳
vs
フェザー級 WBO-AP#5 日本#14
木村吉光 9勝4KO勝 21歳
比嘉大吾の活躍により好調の白井・具志堅ジムからまた一人期待の選手が世界への1歩に挑戦。2016年全日本フェザー級新人王に輝きここまで無敗の快進撃を続ける木村。まだビックネームとの対戦は無く今回がその試金石。ここを乗り越えるか跳ね返されるで今後が決まると言ってもいい重要な一戦。過去来日し岩佐亮佑(セレス)、松岡輝(大成)に敗れ昨年9月に天笠尚(FLARE山上)とのWBO-AP王座決定戦に出場の際には多くの人が天笠勝利を予想。しかしいざ試合が始まるとプミクピックが距離を潰しパンチをぶん回す。ラウンド終盤疲れもあったのか天笠にパンチを合わされる場面もあったものの前半のリードが生き判定で同王座を奪取。天笠は試合後引退を表明。木村の無敗の勢いで王座と共に世界ランクも奪いたい。
期待度:☆☆☆
WBOアジアパシフィックウェルター級12回戦
ウェルター級 IBF世界#9 WBO世界#6 WBO-AP#C
小原佳太(三追) 19勝17KO勝2敗2KO負1分 31歳
vs
ウェルター級 WBO-AP#8
アルビン・ラガンベイ(比) 9勝8KO勝2敗1KO負 22歳
世界再挑戦を虎視眈々と狙う小原に挑むはフィリピンのアルビン・ラガンベイ。昨年11月に来日し斉藤一貴(角海老)にKO負け。小原は勝ちは絶対。内容もとわれる試合。自信も熱望する岡田博喜(角海老)は5月に試合を行う模様。是非両者とも勝利し、世界挑戦権を争っての試合が見たい...
期待度:☆☆
4.26 Earnest Efforts.8 @後楽園ホール
ライトフライ級8回戦
戸高達(レパード玉熊) 7勝3KO勝2敗1KO負4分 28歳
vs
ライトフライ級 日本#8
ツカダ絆人(セレス) 8勝3KO勝3敗1KO負5分 30歳
2月に小久保聡(三追)を追いまわし、ヒッティングで左目下を腫れさせ、なおも当て続けTKO勝利を呼び込んだ戸高が中2ヶ月で今度は日本ランク入りを狙う。両者は2015年9月東日本新人王準決勝で激突。一進一退の攻防の末ドロー。勝者扱いでツカダが決勝に駒を進めた。3年の月日を得てA級ボクサーとして再戦。
期待度:☆☆☆
IBF世界スーパーウェルター級2位決定戦12回戦
Sウェルター級 IBF世界#10 WBO世界#12 OPBF#C WBO-AP#C
井上岳志(ワールドスポーツ) 12勝7KO勝1分 29歳
vs
Sウェルター級 IBF世界#12 WBO-AP#6
野中悠樹(井岡弘樹) 31勝10KO勝9敗1KO負3分 40歳
激戦区スーパーウェルター級に日本人が挑戦。無敗のアジア三冠王井上岳志と元日本,OPBF王者の古豪野中がIBF挑戦権のある2位の座を争ってサバイバルマッチ。デビュー戦こそ引き分けたもののその後は連戦連勝。渡部あきのり(角海老)、長濱陸(白井・具志堅)、ラーチャシー・シットサイトーン(タイ)から3連勝し気づけば3本のベルトを腰に巻き次のターゲットにIBF世界のベルトに照準を合わせた。対する野中は昨年10月にWBOオリエンタル王者デニス・ホーガンに挑戦するも2者が100-90のフルマーク、1者が99-91の大差の判定負け。再起戦にして勝てば世界に大きく近づけるチャンス。1999年デビューの40歳は29歳無敗の井上に一矢報いる事は出来るか。現在IBF世界王者はジャレッド・ハード(米)パンチを無効化するかのようなフィジカルで前に出続ける化け物王者。そんな怪物ひしめくSウェルター級に日本人はどこまで踏み込めるか。
期待度:☆☆☆☆
4.28 DEEP 83 IMPACT @後楽園ホール
DEEPフライ級タイトルマッチ
DEEPフライ級王者
和田竜光(フリー) 18勝5KO勝4SUB勝7敗1KO負3SUB負2分1NC 29歳
vs
高橋誠(パラエストラ松戸) 6勝1分 17歳
RIZINに干され気味の実力者和田がホームリングDEEPで危険なマッチメイクに挑む。無敗の17歳高橋誠。和田にとって勝って当たり前、負けたらベルトと共にこれまで手に入れた地位を全て失いかねないハイリスク・ローリターンそんな試合を受けた和田に天晴れ。最近のMMAで主流になりつつある膝下へのローキックの第1人者。削って削って最後はチョークで一本勝ち。TwitterでRIZIN常連の才賀紀左衛門(Me,We)や伊藤盛一郎(グランドスラム)に喧嘩を売るも相手にされず。昨年は9月に高橋の同僚ランボー宏輔(パラエストラ千葉)との1戦のみで終わった。おそらく今が全盛期の和田。ここで高橋相手に完勝し力を見せつけたいはず。高橋は失うものが何も無いのでガンガン行ける。番狂わせも大いにありえると思ってます。同門の浅倉カンナがRENA相手に勝利を挙げたような試合を高橋に期待してしまいます。
期待度:☆☆☆☆☆(MAX)