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自信よりも大切なことが、あったかもしれない

2018.03.18 00:30

朝起きて陽の光を浴びて朝食をいただき

ヨガをする。


誰とも会話せず、誰の世話もしなくてよい。


自分とだけ会話する。


こんな朝は久しぶりで(出張ありがとう、お留守番してくれた家族ありがとう)


ベッドの中でゴロゴロ

デザートのブラウニーとコーヒーをいただきながら


「自信」よりも、あるいはそれと同じくらい

「自分を許すこと」

「自分への憐れみ(セルフコンパッション)」のほうが

大切なんじゃないかとふと思った。


セルフコンパッションがあれば

失敗したときに過剰に落ち込む必要もなく

自信過剰になりすぎて、他者を見下すこともなくなる。


その結果「共感」の気持ちが育まれる。


INSEADのEMCCC(コーチングと組織心理学の修士)の授業の中で

「共感」がどれほど人の心を掴み導くに必要かという講義があった。


強さよりも共感。


共感できるということは、

自分を許し

自尊心を適度なレベルで保てている状態で

他者の弱さ脆さに共鳴し

それを表現できるということ。


(余談ですが、「もののあはれ」という概念と、共感力を育むということについての関連を課題レポートで書いたら大好評だったのを思い出した。)



私は毎日、忙しさの中で

自信はあるけれど自分を許せない

そんな気持ちになることも多かった。

余白をあえて作ったことで降りてきたこの

セルフコンパッションという概念。

きっと、意味のあるひらめき。



ここ数年、「自信」をテーマに講演やゼミを主催していますが

「セルフコンパッション」は、一つのキーテーマにとなる。


自分に対してありがとう、大丈夫、と言ってみる、そんな日曜日の朝。