時限発火。
「常時SSL化」って何の事だか分かりますか?
私は分かりません、説明して貰っても全然理解できません。
しかし世の中にはそういった謎の流れがあるらしく、
製作後10年近く完全放置していた弊店HPを、
この機会に作り直そうと腰を上げたのですが、
いや~・・・ヤバイくらい訳が分かりません。
自転車の事ならそれなりに何でも分かるんですけどねぇ。
多分、自転車に然程興味無い人にエンド規格の変遷を説明すると、
今の自分の様な「はい?」という感じになるのでありましょう。
まぁ良いや、守備範囲の事からやりましょうやりましょう。
本日はロングテールバイクの油圧ホースの引き直し作業をば。
必要となる部材の種類判別、部材単価、勘所&作業時間概算、
ウワハハハハ!全て手に取る様に分かるわ!って手に取ってますけど。
得手な事をやるのは実に気持ちが良い。
さぁ次はこの懐かしい色のMTBのロングテール化です。
「乗らなくなった自転車を生まれ変わらせる」為に、
ロングテール化ほど有効&確実な手段は無いでしょう。
しかし好き放題やってると費用がドンドン掛かって行きますから、
抑えられる所はなるべく抑えて計画立てる必要あり。
今回のドナー車両はリムブレーキ時代のMTB、
対してロングテール化に使うXtracycle/Leapはディスク専用、
という事で最低限リアホイルはディスク対応に組み直さねばなりません。
ハブは新品として、リムは何かしら無料で使える中古が倉庫に転がっておろう。
お!コレ良いやないか!MavicのX317!
しかし何かがおかしい・・・。
よく見ると、いやよく見ずともおもいっきり割れてますね、このリム。
なんでこんなゴミを後生大事に仕舞いこんでいるのでしょう?
仕舞い込んだ時の自分に問いたい。
「何がしたかったんだ貴様は?」
そんな軽量高剛性ゴミに対し、価値を秘めたまま大事に仕舞っているのが此方。
DTのフリーライドリム「FR570」で御座います。
外幅33mm(内幅27.5mm)にして重量570gと、
山で使うにはベストに近い高精度な27.5インチリムでして、
トルクスヘッドのアルミニップルやレデューサ、説明書まで付属する上、
梱包も大事に大事に養生されている高貴な製品。
それがなんと¥6,800/本!と異常に安かったんですよ。
「かった」という所にドラマがあり、現在の価格は倍以上の¥14,000。
この差を生んだのは代理店担当者さんのミスである、という事は、
実は昨年我が業界の地下水脈を通じ話題になっており、
弊店もコソコソ仕入れて仕舞い込んでいたのであります。
勿論、弊店が安くで仕入れたモノですから売価も安く¥6,800(税別)です。
いや、正しくは2本セットで¥13,600(税別)ですね。
此奴を仕入れて仕舞い込んだ時の自分が何を考えていたか、今でも鮮明に覚えています。
「1本買うと!今ならもう1本ついてきます!」と通販番組みたいな事をしたかった、
そしてお買い上げ頂いた方に「いやっほ~っ!」と言って欲しかった、そういう事。
え~、そんな訳でして春の陽気の中、MTBで突っ走る貴方様。
ホイルを新調する際にはこんなリムもある事、是非是非御承知置き下さいませ。