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サダナ想像と祈り

2018.03.26 15:29

http://sadhana.jp/sozo/1200.html  より

【27】神からの7つの恵みを受ける祈り-2

 前回は、<神の愛><神の義><神の力>の3つを、胸と臍のところと下腹部とにつなげながら求めました。今回は、方法を同じにしながら、<神の愛(前回から継続)><神のことば><神の知恵>の3つを求めることとします。

 準備のために、体の各部の感じ取りを10分間行います。

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 準備が済むと、胸の中に「愛のともし火」が点るのを想像の目で見ます。そのともし火と発せられる光との色も見ます。このともし火からの光は、胸の中全体に広がります。その光は、さらに、自分の体の全体にまで広がります。さらに光は、自分のいる部屋全体も満たし、地球全体も満たし、宇宙にまで広がります。「愛の光」です。この神様から届く愛の光に包まれていましょう。そして、私の中に愛がいっそう増し加わることを、祈り求めましょう。

 愛が広がることを求めたあとは、第二に「神のことば」を求めることとしましょう。自分の喉のところに、ともし火が点ります。「神のことばのともし火」です。その光の色も見ましょう。どのような色でしょうか(筆者の場合、緑色ですが)。

 その光は、自分の喉のところに余すところ無く広がります。さらにその光は、自分の体の中全体に広がります。さらにその光は、体の外にまであふれ出て、部屋全体も満たします。さらに、その光は、地球全体、さらに宇宙にまで広がります。その光に包まれていましょう。そして、神様からのことばを十分に授かるように祈りましょう。この祈りを重ねるうちに、神様からのことばが自分の知性にまた記憶に、いっそう豊かに刻まれます。そして、悪口や嘘、批判的なことば、傷つけることば、高慢なことば、欲求不満のことば、不潔なことばなどが消されて行きます。

 今回の三番目には、額のところ(とくに眉間の内側)に、ともし火が点るのを見ましょう。その色は、何色でしょうか(筆者の場合明るいブルーですが)。このともし火からの光が、眉間の内側全体に広がります。さらに、この光は、自分の体全体にまで広がります。さらに、それは、自分の外にまであふれ出て、部屋全体も満たします。さらに、それは、地球全体も満たし、宇宙にまで広がります。

 この神様からの知恵の光に包まれていましょう。そして、神様からの知恵がさらに豊かに自分のものとなるように、願っていましょう。この願いのうちに、自分の中の、迷いの思い、不信の考え、懐疑的な考え、退廃的な考え、不健康な考えなどが、消されて行きます。

 準備を含め30分ほど祈った後、聖歌を歌って結びましょう。(たとえば、典礼聖歌44番「神のことば」)

【28】神からの7つの恵みを受ける祈り-3

<神の愛><神の命><神の祝福>を求めて、前の項と同型の祈り方で祈ってみましょう。

 さらには、No.26とNo.27での祈りの蓄積すべてを注ぎ入れてみましょう。

 準備は、前の項と同じです。

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 想像の力で、胸のところに光が発せられているのを、前項と同じように思い描きましょう。

 「愛のともし火」から美しい色の光が発せられています。この光は、胸の中に広がり、さらに体全体、さらに部屋全体、そして地球の上にも、宇宙にまでも伸びています。それを十分に見ましょう。この光によって、私の胸に神様の愛が増し加わります。

 愛が広がることを求めたあとは、第二に神様のいのちが、尾底に光を発しているのを見ましょう。どのような色の光でしょうか(筆者の場合橙色ですが)? この光は、尾底から始まって、頭の中、胸の中、お腹の中にも広がります。こうして、体全体に広がるのをよく見ましょう。さらに、この光は、自分の体から溢れ出て、今居る部屋をも満たします。さらに、それは、地球全体も満たし、宇宙にまで広がります。

 しばらく、この神様からのいのちの光に包まれながら、自分に神様からのいのちが豊かになるように、祈っていましょう。

 この光によって、私の中の倦怠・諦め・ぺしゃんこな心・落ち込み・自己嫌悪・自虐性などが消されて行きます。

 第三の段階として、頭のてっぺんにもともし火が光を発しているのを見ます。神様の祝福の光です。どのような色の光でしょうか(筆者の場合白色ですが)? この神様からの祝福の光は、頭頂部から、頭の中に入り、喉の方へ、さらに胸へさらにお腹を通り、下腹部にまで広がります。こうして、体一杯に神様からの祝福の光が満ちます。さらに、この神様からの祝福の光は、私の体から溢れ出て、今いる部屋をも満たします。さらに、この光は、地球全体をも包みます。さらに、それは宇宙への伸びて広がっています。

 この光によって、私は存在の価値が上がります。存在の意味が大きくなります。神の子とされます。この光を浴びながら、神様からの祝福を願い続けていましょう。この光を浴びることで、私の中に神様の祝福が広がります。そして、私の中の疎外感や、役立たずの思いや、流浪感や、不幸意識や、いじけ心などが消されて行きます。

 結びに、No.26以来蓄積した祈りの内容を全て、一まとめに集めましょう。私の体の中で、<神の愛><神の知恵><神のことば><神の義><神の力><神のいのち>の光が、循環します。胸で光を発した<神の愛>の光は、喉に移り<神のことば>の光になります。さらにその<神のことば>の光は、眉間の奥に移り<神の知恵>の光に、<神の知恵>の光は、臍のところに移り<神の義>の光に、<神の義>の光は下腹部に移って<神の力>の光に、<神の力>の光は尾底に移って<神の命>の光に、さらにその光は頭頂に移って<神の祝福>の光になります。

 体の各部を起点とする7色の光の一つ一つについて、丁寧に、それによって強められ生き生きとさせられることを冥想しましょう。冥想して、各々の恵みが豊かにいただけるよう、祈りを続けましょう。


【29】致命的な喪失

ある日、肩から下すべてが麻痺して動かなくなったと想像する・・・・・・

その状況をつぶさに思い浮かべる・・・・・・

そのとき私の思い、感情がどのようになるかを見つめる・・・・・・

この全身麻痺によって自分の身の上にどのような変化が起こるかを見る・・・・・・

私の仕事、そして職業にどんな変化が起こるのか・・・・・・

人とのつきあいにおいて・・・・・・

自分自身について抱くイメージ・・・・・・

自分への態度・・・・・・

祈りの生活、神とのかかわりにどんな変化が起こるかを見る・・・・・・

人生についての考え方・・・・・・

たとえば、毎日のニュースに自分がどのように反応するかをよく見る・・・・・・

時間について・・・・・・

成功について・・・・・・

また愛についてどのように評価するようになるか・・・・・・

人生について・・・・・・

進歩について・・・・・・

そして死について、どのような考え方、態度をとるようになるかを見る・・・・・・

そのような状態にありながら、私は、

朝目を覚ましたときから、

夜眠りにつくまでの一日を黙想してみる。

まず、目覚めたとき、最初に何を考えるか・・・・・・

食事のとき・・・・・・

手洗いにゆくとき・・・・・・

また働いているときのことをまのあたりにしてみる・・・・・・

そして、治療のとき・・・・・・

娯楽のとき・・・・・・

祈るときの自分を見る・・・・・・

夜には感謝のひとときをもつ・・・・・・

自分はまだ口がきけるという恵みに感謝する。

それによって自分に必要なものや感情を表現できる・・・・・・

また人々を助けることさえできるのだ・・・・・・

それによって、私は人々と語り合うこともできる・・・・・・

また、耳で聴くことのできる恵みに感謝する。

私は音楽を聴くことができる。

また鳥のさえずり、

人々の話し声も耳にすることができるのだ・・・・・・

見ることのできる恵みに感謝する。

私には花を見ることができる。

木々を見ることもできる・・・・・・

そして夜空にきらめく星、

さらに友人の顔を見ることもできる・・・・・・

ものを味わうことのできる恵みに感謝でいっぱいになる・・・・・・

香りを感じることのできる恵み・・・・・・

触れて感じることのできる恵み・・・・・・

また、考えることのできる恵みにも感謝する・・・・・・

記憶の恵み・・・・・・

空想の恵み・・・・・・

感じることのできる恵みに感謝する・・・・・・

今度は、この身体の麻痺してしまった状態にも

感謝するときがきた。

それによってもたらされたさまざまな恵みを見てみる・・・・・・

こうした身体の状態が恵みであると思えるようになるまで、

それまでの恵みを振り返ってみる・・・・・・

もし、自分がここまでできるようになるならば、

まぎれもない神秘の世界を味わったことになるであろう。

すなわち、存在するものすべてを受け入れるという

瞬間的な境地を味わったことになるであろう。

さて、今度は、自分の人生で憤りを感じ、

拒絶しているものについて振り返ってみる。

たとえば身体上の弱点や欠陥について・・・・・・

病について・・・・・・

受け入れがたい状況・・・・・・

今、私の置かれている現実についても考える・・・・・・

過去に起きた出来事・・・・・・

そして、自分の受け入れられない人について振り返る・・・・・・

私が身体の「麻痺状態」を背負いながらも、

黙想によって感謝の心をもつようになったように、

そうした一つひとつの憤り、拒絶に対しても、

少しずつ同じ手順でおこなってゆく。

できるかぎり、その状態を取り除こうとする

期待や望みを失わないようにして、

それに対して感謝の心が生じるまで一歩一歩この作業を続けてゆこう・・・・・・

あらゆることに感謝できるようになるまで・・・・・・

ひとつももらすことなく、ことごとく感謝できるようになるまで・・・・・・