No.13 セレクトシリーズ レシラム
【全国図鑑No.0643】【タイプ:ドラゴン・ほのお】
炎で世界を燃やし尽くせる、イッシュ地方の伝説のポケモン。
真実の世界を築く人間を補佐する。
映画「ビクティニと白き英雄 レシラム」「同黒き英雄 ゼクロム」では
立場を真逆に変えて登場。
発売日:2010年10月
価格:760円(税抜き)
シール数:2枚(目のみ)
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report68
イッシュ地方の伝説ポケモン、「白陽」のレシラム。
見ての通り真っ白な身体に流麗なスタイル、美しさすら感じさせるね。
尻尾は炎を宿しているけれど、通常時はやはり真っ白。そのあたりは同じく伝説ポケモンのゼクロムと対を成すんだ。
単体では特別な力は持たない。時間や空間を操ったり殺したり生き返らせたり別次元にワープなどもしない。
他の地方の伝説ポケモンに比べるとちょっぴり地味に見えるけれど、ゼクロムと共に戦う時、キュレムに吸収合体される事で力を発揮したりされたりする。
別のポケモンと関わることで成り立つ存在とも言えるね。
「ベストウイッシュ」最初のポケプラは当然パッケージポケモンのレシラム。もちろんゼクロムとも同時発売です。
展開スタートが世代の途中だった「ダイヤモンド・パール」の初期シリーズから一歩進み、まさに世代全てに渡るポケプラワールドが展開された第5世代。キットの方向性も少しづつ変わり始めます。
Aランナー・シール(目のみ)。
オーバードライブ状態でオレンジに変わる部分は本体と同色の白で成形。
B・Cランナー。ゼクロムも含め、パッケージ内にかなりぎちぎちに詰められています。
左のCランナーは通常版独自のもの。その後に発売された各種バリエーションでは「オーバードライブ」版金型である「レシラム②」型となります。
ポケモンの完全再現のためパーツが一気に増加したのが「ベストウイッシュ」期の特徴。
レシラムはデザイン上配色が少なくシールは目のみ(=ないに等しい)、色分けは複雑なパーツ分けで再現しています。
首のリングは左右別々です。ちょっと緩いこともあるので接着なども試して。
通常版翼。爪・爪上灰色パーツはオーバードライブと共通。
2パーツの翼で爪を挟み込み、上に灰色パーツでふたをすることで完璧な色分けを再現しています。
完成前後。公式イラストを再現して翼をたたんだ状態。口は閉じ。
単純ながら美しいデザインをほぼパーツ分けで再現すると共に、後述するオーバードライブ型にも対応できる柔軟性を持ちます。
ポケプラアクション:頭を動かすと翼が羽ばたくぞ!
アクション部は身体に仕込まれているため、通常版・オーバードライブで動きは共通。翼・顔はオーバードライブ版とも入れ替え可能。
他、足は二段階で可動。そのままでも立たないわけではありませんが、飛翔ポーズ再現用のポケプラスタンドが付属します。
スタンドは既にホウオウ・ルギアでも使用されていましたが、このレシラムでスタイルが確立された感じかな。
箱・再版など
黒英雄セットのゼクロムと。
箱バリエーションは「ベストウイッシュ」、「XY」(本レビューではこちらを使用、2014年7月再販分。警告表記追加および底面表記削除)、「サン&ムーン」(2016年11月、2017年7月再版。XY版に準ずる)。
2019年7月には汎用ロゴ箱で再販。対象年齢表記も追加。
2019年11月からは新アニポケ箱に。2020年5月に再展開直前再販、以後2020年11月・2021年6月にも再販。
2021年9月からは新アニポケ後期箱に?2021年12月にも再版。
白英雄セットのレシラムと。各種オーバードライブ型の変更点に加え、特にグレーのパーツはパール成形のシルバーに変化、印象が変わります。
セットはゼクロムとのセットでオーバードライブ型の「レシラム&ゼクロムセット」、立ちポーズビクティニとのセットでオーバードライブ型の「ビクティニと白き英雄 レシラムセット」。
通常版の翼・顔は通常版にしか入っていません。
2011年ホビーショーにて。
2011年末のキャンペーンでは銀メッキされたメタリックVer.も作られました。現在では探してもたぶん見つからないでしょう。
改造
レシラム フル可動改修(2011.5)
可動できるように一部の関節を改造。当時出来た技術を盛り込み、ポケプラに出会った自分が初めてぶつかった「壁」でもあります。
接続はポリキャップのため現在(写真は2017年「ポケプラジャーニー」で撮影)では首を中心に軸もぷらぷらです。