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良いことを探しながら

2018.03.26 14:56

http://sadhana.jp/kurashi/13001.html より

生活するところには、尊いものが沢山隠れています。この世界のすべての物事とともに、神様がおられます。

 生活する中で、良いことを探すのは、とても魅力的な営みです。

 朝、朝食を済ませて、仕事に出ます。近所のバスの停留所に行き、バスが来るのを待ちます。きちんと列を作って数人が待ちます。私が最後尾に並ぶと、その前の人は、もう知り合いになったご婦人です。そのご婦人が、「今日は、どちらへお出掛けですか?」「いろいろな所に出掛けられて大変ですね。お疲れになりますでしょう。」と気遣ってくださる。その話し方の丁寧さや温かみが心に沁みます。ありがたいなあ。気持ち良い心の人だなあ、と感じます。

 電車に乗って座って、幾つかの駅を過ぎてゆくと、混んで来ます。少々混みあう中に、お年寄りの女性が乗って来ます。気が付いた青年が、スッと立ち上がって席を譲ります。美しいな、と思います。

 雨の日に傘を持っての買い物。その日は大きな量販店に行きました。3~4ケ所で買い物。フロアも2つ3つにまたがっています。買い物を全部済ませて帰路に着きます。ふと、気が付くと傘を持っていません。「しまった。お金を支払っていたときに、傘を置いて、そのままそこを離れたのだった。」そこで、店に戻って店員さんに、申し出ます。店員さんが、店内のどこかにケイタイ電話してくれます。私の傘の特徴を確認し合います。店員さん、いわく「警備室に届いています。持って来てくれるように言いました。しばらくお待ちください。」数分後、傘が届けられました。お店全体も、また私の後で支払いした人も、皆良い人々だと、感銘があります。

 昼食をちょっとしたレストランで、食べます。注文の品が届いて、食べ始めようとしたとたん、箸(あるいはフォーク)を、つい手がすべって床に転がしてしまいました。ウエイトレスさんが、すぐに気付いて走りよって広い上げ「しばらくお待ちください」と言い、すぐに新しい箸(フォーク)を持って来てくれます。営業上のことだとはいえ、「大切にされているな」と嬉しいです。

――道端のちょっとしたフラワーポット。

――小学校近くの道に立つ安全指導のボランティアさん。

――病院その他の施設に入るボランティアさん。

――雨の日の新聞一つ一つに付けられるビニールカバー。

 善意は多くのところに現われています。

 こういう良いことは、人々が互いを大切にしようと願う心を源泉にしています。そして、とどのつまりは、神様の良さが人々の心に分け与えられているということ。神様に大きな感謝が湧きます。生活している中で、神様にまっすぐに心を上げられます。神様と親しく交われます。神様が善い方であることを賛美できます。