自由が丘の新しいクリニックは、不妊症も不育症も診ています!...①
峯レディースクリニック 峯克也院長のお話
2017年10月発行『i-wish ママになりたい 元気な卵子を育てよう!』
峯レディースクリニック
峯克也院長
笑顔と元気の街 自由が丘に開院
東急 自由が丘の駅を降りると、平日でも賑わいのある街が広がっています。いろいろなお店が立ち並び、美味しそうなスイーツ、かわいい雑貨、少し歩くと「イタリアのヴェネチアみたい!」と声を上げそうなショッピングモールもあります。
この多くの人が行き交う笑顔と元気の街 自由が丘に峯レディースクリニックがあります。「治療に通うご夫婦が、『今日は帰りにランチしていこう』とか『クリニックに行く前に、ちょっとだけ気になっているお店を覗いてみようか』など、通院にプラスされる楽しみになればいいなと思っています。不妊治療や不育症治療には、辛いこともありますから」
そう話す峯先生の笑顔からは、「大丈夫、一緒に歩いていこう」という強くて優しい思いが伝わってきます。
赤ちゃんを授かるために、夫婦の力だけではどうしようもないこともあります。それには、妊娠できない不妊症と、妊娠が維持できない不育症があり、また、その両方を抱えて悩むご夫婦もいます。
これまでも不妊症、不育症のどちらであっても、また両方があっても、さまざまな観点とたくさんの引き出しを持って多くのご夫婦の治療に当たってきた峯先生にお話をうかがいました。
私の道のりと新しいクリニック
私はこれまで、大学病院で生殖医療を行ってきました。父も兄も産婦人科医で、母も助産師だったことや、また先輩の産婦人科医の仕事ぶりを見て、私も自然に産婦人科医への道を歩むようになりました。
当初は、周産期はもちろんのこと、腫瘍なども診てきましたが、勤めていた大学病院では、生殖医療専門外来の立ち上げに関わることになりました。
大学病院ですので、人工授精や体外受精も私が勤務する前よりもちろん行っておりました。しかしながら専門外来の立ち上げの前は、妊婦さんもいれば、更年期の女性もいるという状況で、不妊に悩まれている女性にとっては、あまり居心地のいい治療環境ではなかったと思います。診療を続ける中で不妊に悩む患者さんの辛い気持ちに応えることの大切さを知り、診療時間枠を特別に設けるなどして配慮しました。その後は改装もあり、生殖医療外来として妊婦さんたちと分けることができ、患者さんの治療環境を良くすることの大切さを学びました。
そして、日本医科大産婦人科教授の竹下俊行先生が不育症診療も専門とされていて、厚生労働省不育症研究班のメンバーであったことから、私も加えていただきました。そこで、さまざまな研究や調査に携わり、不育症治療に関することも教わり、多くの患者さんを診てきました。
導かれるようにして歩んできた道のりですが、新しいクリニックをオープンするにあたり、大変大きな糧になっています。
峯レディースクリニックが大切にしていること
いかなる状況、状態であっても子どもを望むご夫婦に寄り添い、声を聴きながら診療を進めていくことが基本だと考えています。
ご夫婦のプライベートの深い部分のお話を聞く必要がある時でも、「この先生なら」と安心していただけるように接することや環境を整えることに心がけています。ただ、医師と言えど男性ですので、話しにくいこともあるかと思います。そういった時には、相談室で看護師が対応するようにしています。また初診のとき、次の診察日には処置や検査があるといったときには看護師が必ず診察後にお話をするようにしています。看護師の中には不妊症看護認定看護師もおりますので、より専門的なケア、対応ができるかと思います。
不妊治療も不育症治療も残念な結果になることもありますが、 そんなときこそいろいろな話をし て、少しでも患者さまのお気持ちに寄り添えることができればと常に考えております。
自由が丘の新しいクリニックは、不妊症も不育症も診ています!...②