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マヤ

三代目❤夢小説 『直己編26』

2018.03.19 11:00

俺の少し後を彼女がついてくる




すぐに竹林の小路にさしかかった




彼女が少し不自然な歩き方をするので、気になって聞いてみた




「あれ?…下駄少し大きめですよね?」




「あ…バレちゃいました?」




「父のを借りてきました」




「足の小さな父ですが、やはり男物なので歩きにくいです」




「そうでしたか」




「あの鼻緒が切れた下駄は?」




「まだ修理してなくて…」




一足しか持ってないんだろうか?




不思議な感じがした




「明日京都を立たれるのですか?」




「ええ、夕方の新幹線で」




「そうですか…」




「打ち水…」




「え?」




「まだ打ち水見てないな」




「……」




彼女がなにかを言いかけたと同時に、前からやって来た学生の声が聞こえた




「あ!やべぇ、直己さんだ‼」




「スゲー❗武士の衣装着てる」




「え?この辺に撮影所あったっけ?」




「ロケじゃないの?」




男子学生の会話を聞いて、彼女が急に慌てたように言い出した




「あ…では父が待ってますので、私はこれで…」




軽く一礼をして、竹林の小路を足早に去っていく…





つづく





夢小説ですが、直己さん目線でストーリーが進んでいきます。