Fishing
3月17日に釣りに行ってきました。駐在員に釣り好きな人がいると言うことで、連れて行ってくれようお願いしたら、ありがたいことにすぐに連れて行ってくれました。
実は私はすでに釣り歴20年以上です。ワカサギからカジキマグロまで釣ったことあります。旅行では常に小さい釣りセットを持ち歩くくらい釣り好きです。
今はSheepheadfishという鯛系の魚の時期です。
それを狙ってアメリカ側のSouth padre Islandに行きます。レイノサからは車で約1時間半で、海水浴も釣りもできる場所です。
地図で見るとレイノサから右(東)に行きます。近いのでドライブにも最適です。またここは色々な生き物がいて、釣りの最中にもウミガメ(たくさん棲み着いている)やイルカの群れも見ました。
ここで釣りをするに当たっては、いくつか規則があります。
1. 釣りのライセンス(許可)がいります。ウォルマートの釣り具コーナーや釣具屋さんで1日ライセンスから約10~15ドルで手に入ります。レンジャーの査察は普段は特に無いそうですが、たまーにチェックがあるようです。私は今回はライセンス買わずにしました。これからも何回も行くようであれば購入しようと思います。
2. 45センチ以下はリリース。釣りをする場合の常識ですが、小さな個体はリリースです。種を絶やさないためにきちっと守りましょう。生態系に影響している外来種の場合は例外もあります。
3. 持ち帰りは一人5匹まで。ライセンス保持者一人につき5匹まで持ち帰ることができます。
「今回は釣れると思うよ」という言葉を聞きつつも、持ち帰るほど釣ることができるのか。久々の釣りとあって、非常に胸が高鳴ります。
なんせこの魚はめっちゃ釣れるか全く釣れないかのどっちかであることが多いそうです。
釣り場に着き早速釣り開始です。餌は生きたエビを使います。
釣り始めて1時間もしないうちに、アタリが来ます。竿の種類もあってかアワセが少し難しかったですが、なんとかアワセて格闘開始です。
最初の獲物をつり上げました。これは40センチほどの小さな個体なのでリリースです。それからたくさんのアタリがあり、みんな(3人で行きました)で各々格闘です。想像以上に釣れたため、餌をもう一度買いに行ったほどです。
最初のキープサイズの獲物です。
Sheepheadfishはイシダイのような見た目の魚です。
最終的にこれだけ釣れました。キープサイズは9匹でしたが、つり上げた総数は3人で30~40匹ではないかと帰り道に話していました。ゴツイ見た目の通り、引きもゴツイ魚です。それがこんだけ釣れたらそりゃあ楽しいです。
周りは全然釣れていなかったけれど、私たちだけ爆釣だったので軽い優越感に浸りながら帰ったのは仕方ないですね(笑)
自宅には3匹と卵を持ち帰りました。釣り場で〆て鱗と内臓を取り除いています。
さぁ、料理の開始です。まずは3枚おろし。普段食べられないので、今回は身はすべて刺身にするつもりです。
一部はコブ〆にします。
身は握り寿司にしました。10か月振りの日本風寿司です(笑)
寿司ネタのあまりや、それにならなかったものは刺身で食べました。最初に気づけよという感じですが、さすがに同じネタをこれだけ食べると飽きました(笑)
卵は煮付けます。
この状態が
こうなって完成です。
鯛料理はまだまだ終わりではありません。鯛は全身食べることができます。
あら炊きを作ります!!私はあら炊きが大好きで日本でもよく作っていました。メキシコに来た当初は鯛の寿司も、刺身も、あら炊きも食べられるとは想像もしてませんでした。
煮付けてこうなります。頭蓋骨の肉と目玉が特に美味しいです。
また鯛のあら炊きを食べる時に私が毎回することがあります。みなさんは「鯛中鯛」というものを知っていますか?字のごとく「鯛の中にいる鯛」です。私はそいつを毎回探すのが好きなのです。
どんなものか想像つきましたか?鯛中鯛はこういうものです。
この骨が鯛に見えるから鯛中鯛と呼ばれるようになったそうです。私はこの鯛中鯛がとてもかわいくて見つけるのがすごく好きなのです。穴の開いている部分には、目を食べた後に出てくる水晶を乗せて遊んだりしています(笑)
今回は久々に釣りができて非常に楽しかったですし、道具も少しづつ揃えようかなとも思ってしまいました。次はいつ行くのか早速聞いてみようと思います。
ではまた!!