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lineaとむすひ

青大豆味噌

2018.03.20 07:04

味噌づくりの時期が近づいてきたので

1年前の味噌を解禁して2年前の味噌と並べてみた。

おー、美しい発酵、熟成の世界。


熟成の期間で、色合い、風味、香りが変わる。

我が家の1階食品庫には3年目の味噌も鎮座。
具材によって味噌を使い分け。

徳島に住む親友にはどちらの味噌も食べてもらい
2年目以降のしっかり熟成した味噌のほうが好みとのことで

先日、お米と共に発送した。

発酵学や微生物学は学者のものだけではなく、
むしろ庶民の知恵や経験そのものでもあることを

味噌をとおして思う。


一気に雪解けが進んだ。

ふきのとうを袋いっぱいに摘んで
解禁したての1年目の味噌でふき味噌づくり。

たぷたぷとしたこの感じ。

ほろ苦い春の味。

味覚で春を感じるにはいちばんの食材だろう。

冬眠明けのクマも、
目を覚ますためにいちばん最初にふきのとうを

食べるとのこと。

山菜の苦味を心から美味しいと感じられるようになり

より欲するようになったのは
味覚の幅が広がったからだと思っていたけれど
雪国で暮らすようになったからだ。

春の解毒。
ここで暮らすようになってから
人類の中に少しだけ残っている野生の部分を
取り戻せたり、気付けるようになったと思う。



今月も執筆しました。

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今月中に青大豆選別しなきゃ。

誰か助けて。。。