アルバム解説 Lights In Darkness
去年の3月9日に下書き保存していたものです。
今でも聴いてくれている方の為に
アルバムの解説をここに残しておきます。
歌詞の意味や何気無い曲にまつわる話、レコーディング秘話など。
覚えてること、書いてるうちに思い出すことを含め、長くなりすぎない程度に共有します。
いろいろ打ち明けますが、受け取り方は自由ですからね。
Lights In Darknessというアルバムタイトルに込められた意味
真っ暗闇の中に生まれる無数の光
アルバムタイトルは早い段階で決まってました。それだけアルバムコンセプトというか、自分の一枚目のアルバムはこんな雰囲気のものにしたい!と構想が何年も前からありました。
曲を作るということはカウンセリングみたいなものだと、よく海外アーティストのインタビューを見て書いてあった記憶がありますが、その通りだな〜って実際曲作りをして思ったのでした。
そんな感じで曲をご紹介。
1.Runaway
レコーディングは静岡でしました。
アッ!を入れてくれとエンジニアさんにリクエストされ、えっ!となったのを覚えてます。これをライブでやったことはないですね。聴く度になんだか照れ臭くなります。
僕の場合、歌詞を書くのは曲が出来て届いてからなのですが、歌詞を書くのが苦手です。時間がかかるんです。でもこの曲は思いの外 早かった気がします。
ライブでの 場所までー!を歌い方がその日のテンションによって若干変わってきます。
でもここは楽しいですね。
ライブの一曲目といえば、この曲っていうイメージがあります。
2.Guilty Pleasure
トラック(声なしの曲)が来たときに、うわぁかっこいい!って。
ワンマンの時にバンドでやったのが楽しかったですね〜。この曲はバンドでやるか、がっつり踊れたらキマる曲だと思います。
すいません、ダンスのスキル不足で。笑
頑張ります!
奇抜な音を入れた曲が好きなんですけど、こういう曲も、もっと作りたいなぁと思います。
3.ONE LIFE
初めて 自分でメロディーを作った曲。
トラックを作ってくれた方と、レコーディングエンジニアの方のお陰でこんな素晴らしいデビュー曲が仕上がりました。
サビ直前のONE LIFE!!は大声で聞かせて下さい。ほとんどフリはしないですが、心密かに待ってます。
残された時間は〜、命を削る、いつまで生きられる、とかっていう歌詞は一見 ネガティブな印象を与えます。孤独感を漂わせるインダストリアルなトラックも相まって。
だから初期のライブでは前向きな歌詞、曲ではないとMCで言っていたんですが、
今なら分かります。
僕が歌っているからこそ前向きな曲に受け取ってもらえていたのだと。
4.2人離れても feat.SHVNYA from WITHDOM
これもメロディーを自分で作りました。
アルバム曲の中ではダントツで人気です。
アーバンなトラックにラッパーの参加
最高!笑
SHVNYAくんとはライブで共演できてませんが、彼はWITHDOMというグループで大活躍しています。
まだ結成前のソロの時に彼を知り、ビビビッ!と来て、是非 この曲に参加してほしい!とお願いし、応えてくれました。
タイミングがもう少し遅ければ、実現してなかったと思います。
5.Remember The Perfect
形にならない、言葉にならない自分の中でくすぶり続けている感情を10代の頃を思い出しながら歌詞にしました。
支離滅裂で、苛立っていて、
こんな風になってきたのはあんたのせいだ、でも本当は自分があの時したことがいけなかった、それの積み重ねであなたはあんな風になってしまった、許されたい、許したい、昔はこんなんじゃなかった。
だけど、もう戻れもしないし、一生報われない。そんな側面を歌ってますね。
レコーディング2回目で本当に無知だった僕はエンジニアさんに沢山迷惑をかけながら、完成まで導いてもらったのを覚えています。
この曲を作ったのも四年前か〜。
アルバム曲の中では僕はこれが1番好きです。
6.Camomille
カモミールという花の名前をフランス語表記でタイトルにしました。
花言葉は 逆境に負けない強さ
強くなりたいって 弱虫が言うような言葉だなあ!って思う人もいるかもしれませんが、笑
向き合うものは人それぞれ違うから。
だからこそ弱音を吐いたり、
それを隠したり、偽ったりすることをしても仕方がない、素直に強くなりたいっていう言葉を使いました。
今だから打ち明けれますが前回のブログでも書いた下向きな時期と製作した時期が少しかぶっていたので、レコーディングも歌う気力が出ないくらいでエンジニアさんに迷惑かけました。
でも、そんな時の心境を曲にしてアルバムに収録できたこと幸せに思います。
7.ONE LIFE -rework by mori zentaro-
リミックスというものです。洋楽ではよくあるんですが、普段 馴染みのない方には え?ってなりますかね。大事な曲だからこそ、違うアレンジのバージョンを聴きたい!聴いてもらいたい!ということで作ってもらいました。
解説は以上です!
これを読んで聴くとまた少し違う印象を持ったり、ふむふむとなる部分もあるかもしれません。
CD持ってない方は 下の画像リンクからダウンロード、ストリーミングして聴いて下さいね。