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世界屈指のファンクバンド、ザ・ニュー・マスターサウンズ。新作をリリースし、2023年2月には単独来日ツアーも決定。

2022.11.10 02:33

 90年代後半にイギリスで結成されたザ・ニュー・マスターサウンズ。60年代後半のソウルジャズやミーターズをバックボーンにしたディープファンクと称されるインストサウンドは、イギリスだけではなく、アメリカのジャムシーンでも注目を集め世界レベルで人気を獲得していった。

 日本には2006年に初来日。以降、フジロックへの出演も含め、UKのジャズファンクにUSのジャム感をミックスさせた唯一無二のグルーヴで、多くのファンを踊らせてきた。

 この10月には17作目となるアルバム『ザ・デプラー・エフェクト』をリリース。2019年にリリースされた前作からボーカルにラマー・ウィリアムス・ジュニア(1972年から1976年までオールマン・ブラザーズのベーシストを務めたラマー・ウィリアムスの息子)を起用し、今作でも数曲でファンクとサザンロックの融合が試みられている。全体を通したベースにしっかりあるのは強力なファンク。これはザ・ニュー・マスターサウンズが結成されて以来、変わらないスタイルだ。

 2023年2月に3年ぶりとなる来日も決定した。世界各国をライブでめぐり、フェスでも多くのファンをファンクによって魅了してきたザ・ニュー・マスターサウンズの4人。より深化させたファンクを浴びせてくれるのは間違いない。

THE NEW MASTERSOUNDS  LIVE SCHEDULE

2023年2月8日(水)@SHIBUYA CLUB QUATTRO(東京都渋谷)

2023年2月9日(木)@Shangri-La(大阪府梅田 )