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所沢にあるホームページ制作会社のブログ

取扱説明書(マニュアル)をホームページ化する方法

2022.11.10 03:07

何かの操作方法が分からない時に「ネットで取扱説明書(マニュアル)を探せばいいんだ!」っていうことってありませんか。

家電やカーナビ、ゲームなど、最近は大きなメーカーならほとんどがホームページ上に取扱説明書(マニュアル)を用意していて、利用者は紙の説明書を保存しておく必要がなく、いつでも調べられるのでとても便利になっています。


飛躍的に導入する率が増えている取扱説明書(マニュアル)のホームページ化。

つまり、紙からオンライン化するということなのですが、今日はそのメリットと作り方についてお話したいと思います。



【このブログを書いた人】

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。





取扱説明書(マニュアル)のオンライン化とは?


取扱説明書(マニュアル)のオンライン化とは、従来の紙製の取扱説明書をホームページ化したもののこと。

ページ毎にPDF形式でダウンロードできるものや、youtube動画に納めたもの。さらに一ページごとに丁寧にホームページ化したものまで様々な見せ方があります。


2012年に発表されたISO(国際標準化機構)のガイドラインでマニュアルのオンライン化が認められ、CMS(更新簡単なホームページシステム)にYoutubeの普及。さらに印刷に掛かるコスト削減もあって導入する企業が増えています。





左官屋さんやDIYの方へ向けの施工マニュアル


これは東京都日野市にある珪藻土の壁材メーカー「日本ケイソウ土建材株式会社様」のホームページです。ここでは、製品紹介や販売だけでなくアフターフォローにも力を入れていて、左官屋さんやDIYの方へ向けに各種下地への施工方法や塗り方マニュアル。また、各種パターンの塗り方を図解入りで紹介されています。

>>日本ケイソウ土建材株式会社様のホームページはコチラ


初めて取り扱う方でも大丈夫なように、壁材別に下地から仕上げまでの塗り方を解説。 またコテを使ったあらゆる塗りパターンをyoutube動画で紹介されています。

オンライン化したこことで、DIYでリフォームしたいという一般ユーザーからの商品購入が増え、これまでプロへの販売だけだったのが販路拡大にもつながっています。

>>「DIYの方へ」ページはコチラ

>>「左官屋さんへ」ページはコチラ




オンライン化するメリット


取扱説明書(マニュアル)をオンライン化するユーザーのメリットは何と言ってもスマホやタブレットがあれば、どこでも確認できると言う点。

作業現場や移動中などネットが繋がりさえすれば確認できるので、いちいち紙の取扱説明書(マニュアル)を持ち歩く必要がありません。

さらに検索することで確認したい項目がすぐに調べられるので超便利です。


また公開する企業側のメリットは、新しい製品が販売されれば直ぐに更新できるので情報公開のスピードが上がること。

自社ホームページにアップするのでページ数に制限がありません。 次から次へとどんどん新しい情報を追加することができます。

加えて、今まで発生していた印刷代が削減できるのでコスト面でもメリットもあります。

さらにアクセス解析ツールを確認することでどのページが良く見られれているかがわかるので、次の製品開発のヒントを知ることもできます。





オンラインマニュアルの作り方


取扱説明書(マニュアル)をオンライン化するには、コンテンツを作るための時間がかかることが唯一のデメリットと言えるでしょう。


そもそも取扱説明書のデータがある場合は、全てPDF化しダウンロードできるようにするだけで済みますが、何も無い状態ならばイチから文章や画像、写真を用意しなければいけないので大変。


どうせイチから作るなら、スマホで動画を撮影しYoutubeにアップしたいものです。

動画を撮影する際に音声は別に録音しておけば文章化も簡単。無料アプリがあるので、文字起こしの手間が省けます。

一石二鳥でリッチなコンテンツが用意できます。





まとめ

如何でしたか?

今日は、「取扱説明書(マニュアル)をホームページ化する方法」についてお話してきました。

取扱説明書のホームページ化は手間がかかるというデメリットもありますが、CMSとYoutubeの普及により導入する会社が増えています。

サービス向上だけでなくコスト削減やSEO対策(集客)にもなり、取り組む価値のあるコンテンツだと思います。 是非ともチャレンジしてみては如何でしょうか?