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MoonDay SunnyDay

うちの審神者とまんばくん

2018.06.19 13:30

・・・の、夜伽話です。って言っても、軽めのお話。
審神者(女)視点。


瑠騎が眠れなかったので、深夜から明け方に勢いで書いてしまいました(笑)


(軽めのお話ですが、夜伽話なので一応、背後注意です)




別に2人で話し合った訳でも無い。




気がついたらそれが合図になっていた。





目が合う。





互いに見つめ合う。





引き寄せられるように口づけを交わす。





熱を帯びた眼で見つめられる。









いつの間にか、これが君からの合図になっていた。





言葉にするのが苦手な、君らしいなって思った。









だから私も行動で返す。





その瞳が訴える、熱の意味に応えるように。









もう一度、口づけを交わす。





そっと、君の手に、私の手を重ねる。









それが私からの応える合図。









重なった手は、指を絡めてしっかり繋がる。





普段はいろいろ気遣ってくれる君も、この合図の後は容赦がない。









・・・いや、余裕がないのかもしれない。









交わされる口づけは徐々に深くなり、互いの呼吸が乱れ始める。





手を繋いだまま、押し倒されたら、後は君にされるがままだ。









初めての時からそうだった。









普段は私が我儘だけど、このひと時だけは、君が我儘になる。









合図を送ってきたら、余程じゃない限り、拒否権なんてくれない。









『我儘だな。』そう思ったのに、それが不思議と嫌じゃなかった。









むしろ、そんな君が愛おしくて、苦しくなった。









ねぇ、君は、普段の『我儘な私』を、どう思っているんだろうか?





私は、『我儘な君』が、こんなにも愛おしくて堪らないよ。









君は・・・どうなんだろう・・・?









何かの合図をきっかけに、お互いに言葉にしなくても通じてしまうのが、何とも心地よかった。









けど、言葉にしないと分からない想いもある事に、改めて気づかされた。









互いを求め合う想いは、行動だけで、言葉を交わさなくても通じてる。









けど、互いを想い合う気持ちは、言葉にしないとわからない。









いつか、君にも気づいてほしいな。





でも、君は気づいても、やっぱり言葉にするのは、苦手だろうな。









だから、こうして行動するんだろう。





だから、この時だけは我儘になるんでしょう?









この推察が、私の思い上がりじゃないって、いつか君が教えて欲しい。









言葉にして、教えて欲しい。









そんな日を待って、今宵も君の我儘に付き合おう。





愛おしい君の、我儘に・・・