ドクターマップ
Facebook心に響く魔法の言葉より
「あれは何?」母が認知症になった。施設には入れずに、自宅で介護を続けてきた。
施設の見学には行ったが、母をそこに入れることが不憫に思えた。
3年後。懸命な介護にもかかわらず、母の認知症は進んだ。
その頃には私も介護に疲れ、少しのことでイラつくようになっていた。
ある日、家の庭に野良猫がやってきた。母は猫を指差し、「あれは何だい?」と訪ねてきた。私は「あれは猫だよ。」と、少し冷たく答えた。母は1分もしないうちに私に訪ねた。
「あれは何だい?」「母さん。さっき言っただろ?あれは猫だよ。」私は少しイライラしていた。母はまたすぐに言った。「ねぇ、あれは何?」私は感情にまかせて母を怒鳴った。
「母さん!何度も言ってるだろ!あれは猫だよ!!分からないの!!」
母は恐れるような眼で私を見つめ、それからは黙っていた。
その後すぐに、私は母を施設に入れることにした。
母の荷物をまとめるために部屋を整理していると、古いノートが何冊も出てきた。
パラパラとめくって中身を見ると、それは母の日記で、私を産んでから数年間、毎日のように書かれたものであった。私はハッとした。
それを読んでも母を施設に入れる気持ちは変わらないと思ったが、なんだか申し訳ない気持ちになって、なんとなく読み始めていた。
内容はありふれたもので、『私が初めて・・・をした。』というようなことがほとんどであった。
私は大した感動をすることもなく1冊目を読み終えると、2冊目の日記を読み始めた。
6月3日。もうすぐ4歳になる息子と公園に行くと、1羽のハクセキレイが目の前に飛んできた。息子は「あれは何て言う鳥?」と、私に何回も何回も訊いてきた。
私はその度に「あれはセキレイって言うんだよ。」と、言って息子を抱きしめた。
何度も訊いてくれることが、私をこんなに穏やかにしてくれるなんて。
この子が生まれてきてくれてよかった。ありがとう。
読み終わった私の目には涙があふれ、母のもとに駆け寄り、やさしく抱きしめながら泣きじゃくった。母は、そんな私をただやさしく撫でていた。
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介護は大変だと思います。このように余裕がなくなる時もあるでしょうね。
でも、人は同じように年を取る。改めて考えさせられました。
Facebook心に響く魔法の言葉投稿記事
人は傷ついた分だけ強くなると言われていますがそんなことはありません
普段は明るく振舞っていても傷が癒えずに苦しんでいる人が沢山います
寝れば治るとか...みんなで楽しく騒げばそのうち忘れるとか...他人ごとだから気軽に言う人がいますそんなに簡単に傷は癒やされませんそんなに簡単に忘れることは出来ません
その傷が同じ過ちをくりかえしてしまうことだってあるんですから
だけど痛みを知っている人は「痛み」「弱さ」「儚さ」を本当の意味で知っています
だからその分人に優しくなりましょう 自分にも優しくなりましょう
そして自分を少しずつ 好きになりましょう
そうすれば強くなれますから あなたの優しさと強さは きっとわかる人たちは 理解してくれますよ
FacebookEmi Mumemoさん投稿記事
医療従事者にとって癌なんて日常茶飯事の病気で、私のように癌の一歩手前の状態なんて、医療従事者からしたら大したことないんだと思ってた。看護師である母に言っても驚いていなかったし、上司に報告しても淡々としていた。他の先輩は重い病気でも働いてるし、今の私の状態で、不安になったり落ち込んでいたらいけないのかと思ってた。
けど、今日、指導者の先輩に報告したら、すごく心配してくれて、逆にビックリした。「それは他の人と比べることじゃないですよ、不安になるのは当然のことなんで。自分のことを最優先にして下さいね」って言ってくれて、私の気持ちに寄り添ってくれた。
ずっと職場では気を張って働いていたけど、先輩の優しさに気持ちが緩んで、仮眠室で泣いてしまった。
癌なんてありふれた病気なのかもしれない。けど、やっぱり自分の身に起きるととんでもない衝撃で、不安でいっぱいになる。その不安を理解してもらえるだけでこんなに救われるんだなあと改めて実感した。
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(略)
病院・医院とは
病気にかかったときにお世話になる施設は「病院」ですが、医療サービスが受けられる施設として「医院」(診療所・クリニック)という選択肢もあります。名称は似ていますが、実はこのふたつは定義が異なり、施設の規模や医師の在籍数、さらにはサービス内容が違うのです。その他に診療科目の違いなどがあるので、スムーズな治療を受けるためにも病気やけがの程度に合わせて使い分けましょう。
今回は、病院・医院とはどういう施設なのか、組織構成、診療科目などの違いを解説。また、病院・医院選びで重視すべきポイントや、効率的な探し方について詳しくご紹介します。
病院と医院(診療所・クリニック)の違い
病院と医院の違いは、病床数ならびに医師数です。それぞれ医療法に準じて病床を確保し、必要数の医師を置く必要があります。呼称は下表の通りで、医院が「病院」を名乗ることはできません。
(略)
病院の定義
医療法の条文では、病院の定義について以下のように定めています。
第一条の五 この法律において、「病院」とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、二十人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいう。病院は、傷病者が、科学的でかつ適正な診療を受けることができる便宜を与えることを主たる目的として組織され、かつ、運営されるものでなければならない。
引用元:医療法 第1条第5項|厚生労働省
病院は、診療科目や医師数が多く、入院治療が中心となっています。診療科目は、内科・外科・皮膚科・眼科・小児科・循環器科・耳鼻咽喉科・産婦人科・整形外科などで、病院ごとに異なるのが実情です。
病院で働く人の職種は様々。医師・看護師以外にも、臨床検査技師や薬剤師、理学療法士、医療事務などが在籍し、それぞれの役割を通して病院経営を支えているのです。
<病院の特徴>
医師の業務は入院治療が中心 看護師による医師の補助業務
薬剤師による薬の処方、調剤業務 理学療法士による患者のケア、リハビリサポート
臨床検査技師による検査業務
なお、病院は医療法により、以下の5つに分類されます。
<病院の分類>
一般病院 特定機能病院(高度医療の提供)地域医療支援病院(地域医療の中核)
精神病院(精神病床のみを有する病院、対象者は精神障がいを持つ患者)
結核病院(結核病床のみを有する病院、対象者は結核患者)
病院の種類は、一般的な病院から高度医療を提供する特定機能病院、地域医療支援病院などに分けられています。このように医療機構の分化・連携を推進することで、以前にも増して多様化している医療ニーズに対応できるメリットがあるのです。
医院(診療所・クリニック)の定義
医院(条文では診療所と表記)の定義は次の通りです。
「診療所」とは、医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの又は十九人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう
引用元:医療法 第1条第5項|厚生労働省
病棟を持たない医院は、外来診察や在宅医療をメインに医療サービスを提供しています。
また、医院で扱う診療内容は、病院に比べると限定的になる傾向。内科・外科・眼科・耳鼻科・循環器科などがありますが、特定の科目に絞った医院が目立ちます。
医院の仕事内容の特徴は、外来患者の診察が中心になること。そのため、かかりつけ医の役割が大きくなります。
<医院の特徴>
医師の診察は外来患者が中心 かかりつけ医として外来診察や在宅医療に携わる 往診
看護師による医師のサポート業務
医院は病院に比べると小規模ですが、少数精鋭ならではのきめ細かな医療サービスを提供できることが特徴。訪問看護や在宅診療に力を入れるところも多く、これからの地域医療を支えるうえでなくてはならない存在です。
病院の組織構成
病院の組織は、直接患者に医療サービスを提供する「医療部門」と、経営や事務処理を担い医療従事者を支える「経営・事務部門」で構成されています。
それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。
医療部門
医療部門は、診療や看護、リハビリテーションや薬剤、検査などの医療技術的な業務を担う部門です。具体的には、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、介護福祉士、臨床検査技師などの医療従事者で構成されます。
医療部門の中心的存在は言うまでもなく医師です。かつては医師を頂点に、その下でそれぞれの役割を担う看護師や薬剤師、臨床検査技師が配置されるピラミッド型が主流でした。しかし近年は、お互いに連携・協力して治療やケアにあたるチーム医療型が多くなりつつあります。個人の専門スキルで対処するのではなく、総合力で医療全体の質や患者のQOLの向上、適切な医療サービスの提供を目指すスタイルとなっているのです。
なお、QOLは「Quality of Life」の略で、治療や療養生活を送る患者の身体的、精神的、経済的などを含めたすべてにおける生活の質(生命の質)のこと。「QOLの向上」とはいかに自分らしい生活が送れるか、人生に幸福を見出しているかに着目し、その質を高めていくことを指します。
医療部門に属する医療従事者は、患者と直接ふれ合う医療サービスの提供者。いわば病院の顔とも言えるのです。
経営・事務部門
経営・事務部門は、窓口での受付、会計処理、請求書の作成、人事、労務管理などを担当する部門。医事課、総務課、経理課、人事課などで構成されます。
入退院の事務手続きや窓口業務など、事務全般が主な業務内容となりますが、求められるのは事務処理スキル。なかでも、医療機関が健康保険組合に提出する月ごとの診療報酬明細書(レセプト)の作成には専門知識が必要なため、資格を取得するスタッフもいます。
経営・事務部門なくして病院の医療サービスは成り立ちません。また、経営の効率化やサービス向上を図る病院ほど経営・事務部門の働きが重要となります。縁の下の力持ちであるスタッフがいてこそ、充実した環境で様々な治療を受けられるのです。
病院・医院の診療科目
病院・医院の診療科目は、内科系、外科系、精神科系、婦人科系、歯科系、その他の6項目に分類が可能です。さらにその中には様々な関連科目が含まれます。それぞれの診療科目について、対応する病気や関連科目を見ていきましょう。
内科
内科とは、心身の様々な症状や体調不良、異変、トラブルなどを問診・検査・治療する診療科です。診療対象は、風邪、インフルエンザ、発熱、頭痛、腹痛、下痢、嘔吐、胃腸炎、十二指腸炎、胃潰瘍、喘息、気管支炎、アレルギー疾患、生活習慣病など。急性疾患から慢性疾患まで、幅広い症状に対応。内科系科目には、次のような科があります。
消化器内科 胃腸内科 循環器内科 脳神経内科 腎臓内科 血液内科 肝臓内科 呼吸器内科 神経内科 アレルギー科
症状の原因が不明でどの診療科を受ければ良いか分からない場合は、診療対象が幅広い内科に相談するのが賢明です。
外科
外科とは、腫瘍の切除や骨折などの治療を行う診療科。食道、胃、十二指腸、肝臓、胆嚢、膵臓、大腸、小腸、直腸、肛門などの消化器官や、腎臓、尿管、膀胱、前立腺などの泌尿器などの手術を行います。その他、脳腫瘍や心臓のバイパス手術なども外科の守備範囲。また、がんや脳卒中、心疾患などに対応するのは内科の役目のように感じますが、手術を要する場合は外科が担当です。
外科系の診療科には次のようなものがあり、基本的に婦人科が扱う外科的治療以外、すべての手術は外科で対応します。
消化器外科 内分泌外科 呼吸器外科 整形外科 脳神経外科 心臓血管外科 皮膚科 眼科 乳腺科 麻酔科
精神科
精神科とは、心の病気に対処する診療科です。統合失調症や躁うつ病、パニック障害、強迫性障害、摂食障害、アルコール・薬物依存症、認知症などの患者を診察します。
相談内容で多いのは、「気持ちがふさがり、何もやる気が起きない」「何でもないのにいつも不安な気持ちが抜けない」「幻覚や幻聴がする」「夜なかなか眠れない」「一日中眠くて仕方ない」など。これらの症状は精神科に相談して治療してもらうと解決することがあります。治療方法は、カウンセリングや生活習慣改善のためのアドバイス・指導、薬物療法などが中心です。
精神科がサポートするのは、患者の「心の健康」。ストレスの多い現代社会においてそのニーズは高まっています。
婦人科
婦人科は、女性特有の症状や疾患を診察する診療科です。月経の悩み、不正出血、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がん、子宮体がん、子宮がんといった子宮の病気などの治療は婦人科で診て貰います。また、更年期障害や妊娠に関する相談、乳がんや子宮がんや卵巣がんなどのがん検診も婦人科が担当。各種の相談から検診、治療まで、女性の健康を幅広くサポートします。
婦人科では、特に病気でなくとも、女性によく現れる体調の変化やトラブルに関する相談に対応。必ずしも妊娠時や更年期とは限らず、10代20代などの若い人が婦人科にかかることは少なくありません。各年代でよく現れる症状や相談に細かく対応するのも婦人科の役割です。
歯科
歯科は、虫歯の治療や口腔内クリーニング、予防を行う診療科。歯のトラブルは年齢に関係なく多くの人が経験しますが、そんな歯の健康を守るのが歯医者の役割です。虫歯の治療だけでなく、虫歯予防の検診も実施。また歯科医院には、歯科以外に次のような診療科目を設置するところがあります。
矯正歯科 歯科口腔外科 小児歯科 審美歯科
歯科を名乗る医院であれば、虫歯治療と予防は最低限診療可能。歯列矯正やインプラントなどの特殊な治療、保険診療外の治療は関連の診療科目を設置しての対応です。
その他
上記で挙げた診療科以外にも、病院にはたくさんの診療科目があります。
耳鼻咽喉科 小児科 リウマチ科 アレルギー科 リハビリテーション科 泌尿器科
耳鼻咽喉科は鼻炎や蓄膿症、中耳炎、喉頭炎などの耳・鼻・咽頭の疾患を診察。小児科は子どもがよくかかる病気の治療や乳児検診などを担当する診療科です。リハビリテーション科では、障害を抱えた患者のリハビリ計画を策定し、治療やリハビリ、改善の指導などを行います。
アレルギー疾患や泌尿器系疾患は内科の領域にも含まれるため、内科で診てもらうことが可能。リウマチは整形外科でも治療が受けられます。ただし、病院やクリニックによっては専門的な治療が期待できない、または治療自体行っていない場合があるため注意が必要です。
大病院にはかかりつけ医の「紹介状」があるといい
大病院は特定機能病院(大学病院の本院や国立がん研究センターなどの専門病院)や、許可病床(一般病床以外の療養病床や精神病床などを含む病院すべての病床数)が400床以上の病院のことです。また大病院は、専門的な診療科が揃っているため、高度な医療を受けることができます。ひとつの病気であっても精神科や歯科、皮膚科など様々な診療科による治療が必要だったり、リハビリなどを行ったりしなくてはならない場合、大学病院で診てもらう方が安心できる方も少なくはありません。しかし、大病院の役割は、救急や重症患者の治療を担うこと。診療所やクリニックで診療できる軽症や日常的な病気を大病院で受診してしまうと、外来が混雑し、救急医療や重篤な患者への対応が遅れてしまう恐れがあります。そのため、大病院が本来の役割を果たせるよう、2015年(平成27年)に医療保険制改革法が設立されました。その医療保険制改革法によって、紹介状なしで大病院を受診する場合、特別料金を徴収することになったのです。
なお、紹介状とは、かかりつけ医が患者の情報を紹介先の病院に伝えるために提供する書類のこと。正式名称は「診療情報提供書」です。
紹介状があると、患者の詳細な情報が病院側に伝わるため、スムーズな受診が可能です。また、検査の重複を避けられると同時に、詳細な情報をもとにした適切な治療につながります。そのため、患者だけでなく医師側にも、大幅な手間とコストを省けるというメリットがあるのです。
反対に紹介状をもらわずに大病院を受診すると、詳しく調べるために前の病院と同じ検査を受けなければなりません。つまり検査の重複により、検査費用が多くかかることがあります。また、問診や検査を経て本格的な治療に入るため、かける時間も多くなるわけです。
緊急時や止むを得ない事情で大病院を受診する際、かかりつけ医がある場合は紹介状をもらってから訪れると良いでしょう。
病院や医院における新型コロナウイルス感染症の対応について
新型コロナウイルス感染症(国際正式名称:COVID-19)とは、2019年(令和元年)の終わりごろに発生した重症な非定型性肺炎のことです。SARS-CoV-2と呼ばれるウイルスが原因で起きる感染症で、世界的な規模の集団発生が報告され、日本国内すべての地域でも新規感染者数が増加。そのため様々なワクチンが開発・承認され、接種が開始されました。日本では2021年(令和3年)2月14日にファイザー社のワクチンが、同じく2021年(令和3年)5月21日にはモデルナ社やアストラゼネカ社のワクチンが薬事承認され、接種が進められています。
しかしワクチンを接種したからと言って、コロナウイルス感染症への感染予防対策が不要になるわけではありません。
ここでは、新型コロナウイルス感染症の主な症状をはじめ、感染の疑いがある場合や感染してしまった場合、病院や医院への問合せはどのようにすれば良いか、また感染拡大しないためにも、一人ひとりができる感染予防対策について見ていきましょう。
新型コロナウイルス感染症の主な症状
新型コロナウイルス感染症による症状は人によって異なりますが、もっともよくある症状としては「37.5度以上の発熱」「倦怠感」「空咳」をはじめ、「味覚や嗅覚の消失」「のどの痛み」「皮膚の発疹」など。なかには無症状の方もいますが、ほとんどの感染者が軽度から中等度の症状のため、入院せず自宅療養を行い、回復を待ちます。一方で「呼吸困難」「胸の痛み」「言語障害や運動機能の喪失」など症状が重症の場合や、軽症から急速に重篤化するケースも。ただちにかかりつけ医や病院、医院などの医療機関に連絡を取り、適切な治療を受ける必要があります。
新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合
ここでは、新型コロナウイルス感染症の相談について、どこへ連絡すればよいかをまとめました。
病院や医院に相談する
息苦しさや倦怠感、高熱などの強い症状が出た場合、かかりつけ医や地域の医療機関へ電話相談をします。夜間や休日、緊急時には、事前連絡の上、緊急医療機関を受診するか、119番で救急搬送を依頼。事前の連絡もなく病院・医院などの医療機関へ行ったり、複数の医療機関を受診したりすることは感染が拡大する恐れがあるため、控えなくてはなりません。
各都道府県の「受診・相談センター」に相談をする
新型コロナウイルス感染症の症状や医療機関について相談したい場合は、各都道府県が公表している「受診・相談センター」へ連絡。相談内容から病院・医院など医療機関の紹介や、受診調整が行われます。
厚生労働省電話相談窓口へ相談する
厚生労働省では「電話相談窓口(コールセンター)」が設置されています。新型コロナウイルス感染症について、一般的な相談をしたい場合に相談することが可能です。
いずれも受診する場合にはマスクを着用し、公共交通機関等の利用は避けて病院・医院へ向かいましょう。
新型コロナウイルス感染症の予防について
新型コロナウイルスの感染経路は飛沫感染のほか、接触感染だと言われています。そのため、風邪やインフルエンザ対策と同じく、人が集まる場所ではマスクを着用すること、外から戻ってきたときや食事の前後、病気の人をケアした後などには必ず手のひらや指の間、爪の間、手首など石鹸でしっかり洗うことが肝心です。
また「三密」(密集、密接、密閉)を避けるため、不急不要の外出は避けること、ソーシャルディスタンスの取り組み、換気をする、咳エチケットを守ると言ったことも心がけましょう。新型コロナウイルス感染症は、罹患(りかん)しても治癒する例が多いことが報告されています。一方で高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化する場合や命を落とす場合も。感染症対策を行うことは、ご自身のみならず、他人の命を守ることにも繋がるのです。
病院・医院の選び方
病院と医院を選ぶときは、「近い・混まない・説明が分かりやすい」かどうかを念頭に置くのが大切。口コミなどを参考にすると、待ち時間や診療時間の目安が分かります。
その他にも、院内感染予防の徹底や患者に配慮したサービスがなされているか、院内環境が整っているか、素人に分かりやすい説明をしてくれるかも重視したいポイントです。
また、大病院や高度医療の病院と提携している病院だと、その病気に対応できない場合には専門医の紹介を受けられるので安心。提携先へ紹介されるときは紹介状を書いてもらえます。
病院を選ぶ際には、病院の様々な特徴などを調べた上で選ぶほうが満足いく治療を受けられる可能性が高くなります。
病院・医院を探すなら「ドクターマップ」で検索する
気になる病院・医院について、詳しい情報を知りたいときは、「ドクターマップ」がおすすめ。地元にどのような病院がどれくらいあるのか、どんな口コミや評価が集まっているか、周辺環境など、様々な角度から情報を収集できます。
ドクターマップの検索方法は以下の6パターンです。
1)地域別に検索する方法2)施設名を入力して検索する方法3)地図から検索する方法
4)口コミから検索する方法5)写真(動画)から検索する方法
6)(モバイル端末では)現在地から検索する方法
ドクターマップを活用して、相談したい内容や条件に合った病院・医院を選ぶ一助としてみてはいかがでしょうか。
まとめ
医療施設は「病院」と「医院」(診療所・クリニック)に大別されます。外来・入院どちらの治療にも対応できるのが病院で、外来治療メインとなるのが医院です。組織は医療サービスを提供する医療部門と、事務全般を預かる経理・事務部門で構成。このふたつが両輪となり、病院経営を軌道に乗せています。
外来・内科・精神科・婦人科・歯科などの診療科目は病院ごとに異なり、専門に特化した施設もあれば幅広く複数の科目を取り扱う病院もあるなど、形態は様々。もし病気になってしまったり、怪我を負ってしまったりしたときには、色々な角度から情報を集めることが信頼できるかかりつけ医と出会える決め手となります。