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cocotoki counseling room

命名の経緯

2018.03.21 11:42

このカウンセリングルーム、部屋を借りたのは去年のことです。

少しずつカウンセリングを始めながらも、色々と模索し、自問自答の日々でした。


特に頭を悩ませたのは、人にどう宣伝していくか・・・。

事業の特殊性もあり、色々な限界がある中で、なかなか動けずにいました。

せめてショップカードでも作ってみようかと思い立ったのが先月2月のこと。

素敵だなと思ったカードについてネットで検索していきました。

そして行き当たったのがCOCODORUのHP、クリエイター宍戸さんとの出会いでした。


HPから、宍戸さんのナイスな人柄が感じられ、しかも梅田で開業されていると知り、

早速コンタクトを取りました。

打ち合わせで意気投合し、色々話をする中で、

「私は芯のある人が好きだった!」と思い出した途端、

私はすごくわくわくした気持ちになりました。


その「芯の表現」が「名前」「屋号」となるわけです。

この部屋にちゃんと名前を付けること、

それは私自身の芯を見つけるためにも必要な過程でした。


宍戸さんは屋号のクリエイトもお仕事にされていますが、

私自身がそれをやることを勧めてくださり、その方法まで教えてくださいました。


まだ何も無いところから、生み出す作業…。

クリエイトって、そういうことか・・・と感心しながら、

悶々と考え続ける日々が続きました。



教えて頂いた生み出し方は企業秘密なので言えませんが、

条件面を挙げれば、文字の並び、響き、言いやすさ等が重要。

さらには、ネットで検索した時に他の人とダブらないこと!


この「ダブらない」がなかなか難しい。

私が軽く思いつくような名前は、ネットで検索すると大抵誰かが使っています。


自分の甘さを実感しながら練り直し・・・

練り過ぎると響きが悪くなり・・・

何屋さんだか分からない名前になったり・・・

散々考えて捻り出した名前がお笑い芸人さんとダブって、肩を落としたり・・・


イメージやコンセプトをどんどん広げ、それを集約し、複雑さを削ぎ落とし、

ようやく生まれたのが「coco toki 」でした。


ここ coco[心、ここhere、個々]× とき toki[時、溶き、解き]


私が入れたかった「時空間」のイメージを名前に含ませつつ、

シンプルで、やわらかくて、オリジナリティーのあるもの・・・。

検索しても誰ともダブらなかった、あの瞬間の感動は忘れられません。


ようやく命名することができて、私の腹も決まりました。

この時空間を守る覚悟、続ける覚悟・・・。

でもそれは決して堅苦しい覚悟ではなく、ふつふつと、わくわくする気持ちです。


「良いエネルギー循環が生まれる時空間を作るのって、

 楽しくない? やってみたくない?」

「おもろいやん。やろうよ。やってみようよ!」

・・・と、ついに自分の中の自問自答は合意に至り、わくわくの覚悟が生まれました。



そしてこの命名する作業を通して見つけたのは、

とってもシンプルな自分の「芯」でした。


   私はこの仕事が好き。

   納得のいく仕事がしたい。

   そしてそれを続けたい。


たったそれだけ、それだけのことでした。


部屋を借りて出てきた不安や怖れ、迷い、自信のなさ、自分に対する疑い、不信…。

でもそういう思いに飲まれそうになった時は、この「芯」に立ち戻ったらいい。

それだけのこと。

そう分かって、私の腹は決まったところです。