堀文子展 白寿記念@神奈川県立美術館葉山
2018.02.27 04:28
堀文子さんの白寿記念の個展、どうしても見たくて葉山まで。
ほんと素晴らしい。
その人がどのように生きるかが、その人の作品に投射されるんだ。
「ひまわり畠の終焉は、その時の私の何かを変える程の衝撃だった。
ひまわりは頭に黒い種をみのらせ、生涯の栄光の時を迎えていたのだ。
大地を見つめる顔は敗北ではなく、そのやせた姿にも解脱の風格があった。
その顔一杯の種は、次の生命を宿し充実していた。
死が生涯の華々しい収穫の時だという事を、ひまわりから学んだあの日を私は忘れない。」
堀文子