おしゃれなリビングと何が違う?「私の片付け物語9」
片付け家計管理であなたの暮らしを整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
「片付けが苦手」「自分には無理」「片付けられない自分はダメなんだ」と思い込んでいませんか?
「片付け」は難しいことじゃなくて、だれでも、順番に取り組んでいけば、必ずスッキリさせることができるんですよ。
スッキリさせた未来には、自分が想像していなかった、居心地のよい時間や、空間や未来が待っています。
これまでの私の片付け物語は、こちらから読めます。
家の片付けに取り組み始めて、数か月。不要なものをどんどん家から、取り除いていきました。すると、私の中に変化が生まれたんですよね。
それは「自分が何が好きか」わかるようになったことなんです。以前は「インテリア」や「雑貨」をみてもココロときめくものがなかったんですよね。
自分が「どんなものが好きなのかわからない」という不感症の状態だったんです。それは、ずっと「自分の本心」よりも「モノ」を大切にしてきた、結果だったんですね。
「私は使いたくない」と心の奥で思っていても「まだまだ使えるものだから、捨てるのはもったいない」と、モノをため込む思考の弊害でした。
モノの整理をするなかで「自分が好きじゃないものを、好きじゃないと言ってもいいんだ」「使いたくないものは、使えるものであっても、手放してもいいんだ」
こんなココロのリハビリになっていたのです。
そこでようやく「自分の好きなもの」が見え始めたんですね。
リビングの整理をして、不要なものを取り除いても、雑誌の「美しい部屋」やインテリアの雑誌に紹介されるような素敵な部屋には、わが家はどうやっても近づけないんです。
何が違うの?
どこが違うの?
その理由が知りたくて、もやもやしているときにチカラになってくれたのは娘でした。ここからは整理収納というより、インテリアの分野のお話。
早い話、わが家は「インテリア」というものを、最初からあきらめていたため、どんなテイストが好きだとか、どんな色合いでまとめようという、作戦がゼロだったのです。
不要なものを手放した私は、さらに欲がでて「素敵な部屋にしたい!」と強く思うようになったのですよ。
お片付けに出会わなかったら「部屋をもっと素敵にしたい」と思うこともなかったでしょうし、増え続けるものに今でも「片付けなきゃ」と悩まされていたに違いありません。
私の好みのインテリアのイメージを、娘に伝えてあれこれ家具を選び、ソファーやテーブル、テレビ台を一気に買い替えました。
この時も、びっくりしていたのは娘の方。それまでは、お金を使うことにはかなり慎重で「ワクワクのために、お金を使う」という使い方をしなかったからなのですね(笑)
お片付けを極めると「お金の使い方」も変わりますよ。
私と一緒にお片付けを楽しみたい方は、こちらからどうぞ。