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第191話:ブラフマーの祈り(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.03.21 23:07

「愛しのシュリー・クリシュナよ。

あなたの一瞥は、

蓮華のようなヴリスニー王朝に幸福をもたらし、

地上の偉大な海、神々、

ブラーフマナ、牛たちを繁栄させます。


あなたは無知の深い暗闇を払いのけて、

この地上に現れた悪魔を退治します。


至上なる人格を持った最高神よ。

この宇宙が存在する限り、

太陽が輝き続ける限り、

私はあなたに敬意を捧げ続けることでしょう。」


...シュカデーヴァ・ゴースワーミーは言いました。


...この様に祈りを捧げると、

ブラフマーは崇拝する主、

無限なる人格を持った至上主の周りを三回周って、

その蓮華の御足に平伏しました。


そうして、

宇宙の創造者と定められたブラフマーは

ご自身の住居へ戻りました。


主の息子ブラフマーに退席の許可を授けてから、

人格を持った最高主クリシュナは、

1年を過ごしたままの子牛たちを戻し、

川のほとりに連れて行きました。


そこで主は、牛たちに食事を与え、

牛飼いの少年の友達たちも、

元の状態に戻したのです。



…つづく

(10巻14章40-42節)