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gentleflow atelier

つくること

2018.03.23 01:08

子供の頃から、刺繍だとか編み物だとか、手先の作業が好きでした。ミシン掛ける母を見るのも好きだったなぁ。まあ、そこそこはお勉強の出来る子供だったので、そういうところは自分も周囲も全然重視しなかったんだけど。

高校入って勉強にドロップアウトして、染織の学校に進みたいと駄々を捏ねたんだけど、結局教育学部に入学。大学に、工芸分野の授業はそんなにたくさんは無くて、デッサンに始まるファインアートの授業を色々取って、卒業しました。結果、いろんなことを少しずつ知ってる人にはなって、それは教員としては都合が良かったけれど、反面、これが専門だ!と胸を貼る自信が何にも無くて、引け目を感じながら、でも、高校生に甘える訳にも行かなくて、実は悶々とした20代でした。

結局自分のスタイルを確立しないまま、常勤を退職したときは、正直、ほっとしたのを覚えています。


子供が小学校に入ってからは、ツテもあって、非常勤講師を3.4年ずつ転々。これは良かったです。授業に纏わる仕事だけで良いし、常勤の人のやり方に、ある程度合わせれば良いので。常勤の方がはちゃめちゃだと、たいそう大変だったけど、まあ、適当に処せるだけ年も取っていたし、だいたい、週三日くらいだったので、それならどんなに理不尽な事があっても、自分は失わないですみます。


そんな中で、「工芸科」がある高校に呼ばれました。

それがね、本当にしっくりしました。

生活で使う物を、使いやすく楽しく出来るだけ美しく。現代アートとは、全く反対のベクトル。手作業の累積。

しっくりする事を教える?のは、実に楽しかったです。ジレンマが無いですから。

中でも、やっぱり、私は繊維が好きでした。木や土や革や も使ったけど。好きなのは繊維。天然の繊維を染めたり撚ったり織ったり編んだりは、理屈無く楽しい。

でも、私、あんまり緻密じゃないんですよね。性分が。縦糸を織り機に張るとか、ほんと向いてないんです、残念だけど。向かない事は、上手くないし、あんまり努力も出来ない。

その点、最もダイレクトに、繊維を粘土のように捏ねる、フェルトは、ほんとに自由で気持ちいいです。ただ、好きな色を重ねて縮絨しているだけで、充分楽しい。


なので、三月もじわじわ作ってはおりました。「作品」.には至らない、ベース達ですが。


小さな鍋で、白い羊毛を染めていたら、就学前折り紙を水に浸けて色水遊びをした記憶がふいに蘇ったりして、なんか面白かったです。それをフェルトにすると、色が詰まるから、作ってみないと、最終的にどんな物になるか、分からない。その意外性のあるところも好き。陶芸の釉薬なんか、もっとそうですよね。窯変、なんてさ。



宿題は、本当は、淡いオレンジ色でした。


必要なのは、このグラデーションの一番上。↑

この、上から2番目も、使えるかもしれないけど。

グリーンと比べるとこのくらい。↑

白が少し粗ですね。もう少し縮めましょう。

帰ったら、淡いオレンジ、もう少し作ろうかな。


ても、やっぱり左のグリーンが良いかなー?

M様  延々お待たせしてごめんなさい。


長い独白もごめんなさい。

あ、良いのか。

ここ、私の一人よがりのブログだもんね。


さて。ちょっとお粥食べに行ってきます。