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kojinkai

法則を見抜くトレーニング。

2022.11.13 01:00

大濠の一見面倒な文章題は、

パターンを見抜くよい

トレーニングとなります。


小6理系講座は、今日は大濠の算数の

問題の解説です。

その問題の中に以下のような

問題がありました。

H31年度でしたか。



一周243mで、AさんとBさんが、それぞれ

分速75m、分速15mでまず

同じ方向に進みます。

Aさんは、1周するごとに

反対方向に進み、

BさんはAさんと出会うたびに

反対方向に進む、という

ルールを反復します。


これだけ見たらまず、

うげっとなります。


しかし、この問題は

パターンを見抜けると

途端に簡単な問題に

変貌するのです。

(急遽解説を書いたので、

封筒の面ですみません。笑)


さらによく考えると、Bは、

進もうとする方向に向かって

残っている道のりをもとにして

1/3進んでは1/3戻る

ということを繰り返している

だけであるということに

気づいてゆきます。


私が小学生たちと毎年

大濠の過去問を解くのは、

このような気づきによって、

一見大変そうな問題が

シンプルに解答できる

面白さを体感できる

からなんです。


毎年本当に算数はよく

練られている学校です。



一定のルールで動く問題には

必ず法則性があります。

それゆえ、いつもそれを

見抜こうとする姿勢を

忘れてはなりませんし、

ひいては、それは中学入試、

様々な学校がありますが、

特に難関校を志望すればするほど

必要な視点になってきます。


今日も良い学びの日と

なりました。