Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ぐっさんのブログ

【美容学校の先生と話をして思った事】

2018.03.23 07:57

どうも、ぐっさんです。


最近、自分が卒業した神戸理容美容専門学校に行く機会がちょこちょこあります。


その機会というのはサロンさんを学校へ紹介したり、当社の3/25(日)の神戸であるクラブイベントの話だったりなど、何だかんだで用事があり、顔を出す事が増えてきました。


この間はミルボンさんと一緒に学校へ訪問しました。

最近の売り手市場について

美容室でも、どこの業界でも人手不足だと言われています。


この波は今後も続くでしょうし、もっともっと売り手市場に傾いていくと思っています。


その中で人材採用というのは誰もが無視出来ない問題になって来ました。


じゃあ、人材採用をする為に美容室の場合は何を思い浮かべるかと言うと『学校へ求人を出させてもらう』というのが一般的かと思います。


けど求人の数は圧倒的に多く、それを求めている生徒さんはそれよりも圧倒的に少なくなっているという話です。


要は需要と供給のバランスが崩れている。


もっと言うと売り手市場と買い手市場の均衡が保てていないという事です。


言うまでもなく、今は「超」がつくほど売り手市場。


まさしく供給過多状態。


その状態の中で如何に生徒さんに選んでもらうか、というのを考えた時に、専門学校とのパイプを作るというのは、ますます重要になってきているかと思います。

学校側の立場として、どんな美容室に就職をさせたいのか?

美容学生さんの入学数も軒並み減ってきています。


僕が入学した12年前の美容学校では40名クラスが6クラス有りました。


なので単純計算で240名その当時はいました。


でも、今リアルに現状を聞くと、その当時の半分ぐらいの規模になっているそうです。


たった12年で美容師を志す人が半分に減っている。。。


これはあまり良くない状況ですよね。


だからこそ美容学校の立場としたら大切な生徒を『良い美容室』へ送り出すというのが、国試合格と同じぐらいのウエイトで先生達は考えられているようです。

『良い美容室』って何?

1人前の美容師として、それと同時に社会人として1人前に育て上げて、自立が出来る様に出来るサロン。


勿論、自分次第というのもありますが。


後は美容学校も当然、ビジネスでやっているので、生徒さんに入学をしてもらうのに必死です。


サロンが美容学校へ求人をかけにいくのと同様に、美容学校も学校へ進学してもらう為の求人を出しにいきます。


構図は全く同じですよね。

循環を促すという事

そこで先程の「良いサロン」の条件として、「循環を手助けしてくれるサロン」というのも先生からすると「良いサロン」の要素に入ってきます。


どういう事かというと、サロンに来ているお客さんで高校生のお客さんも沢山来ていると思います。


そこのお客さんに美容師としての楽しさや、厳しい部分や、将来の話などをして、美容師という仕事に興味を待ってもらい、美容師を志してもらえる様に促す。


そこで美容師の仕事に興味を持ってくれた高校生に交友のある専門学校を紹介し、無事卒業をしてもらい、その紹介したサロンの元へお返しをする、という循環です。


その循環をサロン発信で出来たら、美容学校からの信用と信頼が上がり、そこのサロンさんへの就職もスムーズにいきやすくなるかと思います。


美容学校の先生も同じ人間ですから、してくれた事をお返しをするというのは考え方として強く持っている様に感じました。


なので、求人を促す前に循環を作って提供をするというのがポイントになってくるかと思います。


だから美容学校のパンフレットなどを何部か頂いておいて、興味がありそうな高校生に渡してみるなども良いかも知れません。

やった事(信用)が返ってくる時代へ

キングコングの西野さんも言っていますが、信用がお金として返ってくる時代へ移行したという話です。


今までは良い事をしても、なかなか数値化されにくい時代だったので、何となく「良いことをしたら返ってくる」という言葉は信憑性に欠ける部分がありました。


でも、今は信用を数値化する装置と自分がやった事などがガラス張りになっている時代なので、『自分が良い事をした』=『信用が貯まっていく』=『それが数値化される』=『お金になる』という風になっているので、相手に求める前に自分から求められている事をやった方が目標達成には近道だと思います。


だからサロンが学校へ求人を求める前に、今来ている高校生のお客さんに美容師の仕事を知ってもらって興味を持ってもらい、その流れで交友のある専門学校の話をし、入学するという流れを作り、無事に卒業をしたらサロンへ入社という形で返して頂く、という循環がリクルートする為の近道なのかなぁと専門学校の先生と話をしていて感じました。


そんなブログでした。