統合医療とは「西洋と東洋の統合」ではなく、「体と心の統合」
http://blog.sophiawoodsinstitute.com/wp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%8C%E7%89%B9%E5%88%A5%E8%AC%9B%E6%BC%94/ より
私が統合食養(ホリスティック栄養)学の公認資格を取得したNYCの学校は、毎年、卒業生と在校生に対し、無料の2日間のカンファレンスを開催しています。
そのカンファレンスでは、必ず、統合食養や統合医療、代替医療などの分野で著名な医学博士や研究者、革新的なアプローチを是唱あるいは実践している医師やヘルスコーチ、話題のセレブなどを招いて特別講演があります。
在学中は、『ヘルス&ウェルネス分野で最も影響力があるトップ100人』に選出されるような専門家が講師として授業をしてくださいますが、卒業した後もこうして最先端の情報に触れる機会を設けてくれる学校に感謝ですね。
さて、今週末に行われた今年のカンファレンスでは、アンドリュー・ワイル医学博士が2時間にも及ぶ特別授業をしてくださいました。(在学生の時にも授業を受けています。)
今回のテーマは、「統合医療について」と「女性の健康について」の2本建て。
統合医療について
日本で、統合医療と言うと、「西洋医学と東洋医学の統合」という意味合いで使われますし、病院での医療行為もその意味合いで提供されていますよね。
でも、今日の、ワイル博士のお話をお伺いすると、彼の言う「統合医療(Integrated Medicine)」というのは、「西洋と東洋の統合」ではなく、「体と心の統合」という意味だということがよく分かりました。講義の一番最初にはっきりと定義してくださいました。
Integration of Mind and Body を目指したアプローチです。私が学び理解していた統合食養の考え方が誤っていなかったことを、今一度、再確認することができました。
「西洋の栄養学と東洋の薬膳の統合」という意味合いだけではなく、「心の栄養と体の栄養の統合」だから統合食養なのだということの確信です。
この他、過剰な医療行為や過剰な薬依存の問題、サプリメント(健康補助食品)の問題やナチュラル・レメディを使う際の問題点など、お話くださいました。