沖汐守彦町長の当選を祝福します
この度の太子町長選挙では、新人の沖汐守彦候補が当選されました。
沖汐町長の公約には、私の支持した服部千秋前町長と共通するものも少なくありません。
私は町政継続の観点から服部前町長を支持しましたが、沖汐町長を批判したことが無かったのは、沖汐町長の政策に異論があった訳ではないからです。
沖汐町長の公約の内「高校生までの医療費無償化」や「待機児童ゼロ」、「給食費無償化」、「消防団の処遇改善」、「総合公園の活用」、「揖保線沿道の賑わい」等は服部前町長も訴えてきた政策であり、いわば太子町民の総意でもあります。今後こうした政策が実行に移されることを希望します。
無論、沖汐町長の強調された「身を切る改革」については、私は反対の立場ではありますが、それを決めるのは太子町民であり、今回太子町民の民意が示された以上、町民ではない私が口を挟むことではありません。
今回の町長選挙ではたつの市民として、経済圏が同じであることや人脈の関係等から関わってしまいましたが、尊重されるべきは太子町民の民意であること、言うまでもありません。私が口を挟みすぎて不快になられた方がおられましたら、心よりお詫び申し上げます。
一方、たつの市においては一市民として「身を切る改革」への反対を引き続き訴えさせていただきます。
ただ、たつの市でも太子町でも、選挙において大切なことは、選挙後はノーサイドである、ということでしょう。
その点、候補者に対する個人攻撃は選挙後の融和を困難とするものです。
私が沖汐町長や彼を支援した立憲民主党党員への批判をしなかった理由の一つは、沖汐町長も彼を支援した党員の皆様も、私のような青二才よりも余程高い見識を持って地元の為を思い選挙に臨まれていたからです。況してや今、彼らを民意も支持していることが示されました。
沖汐町長を支持されていた立憲民主党兵庫県第十区総支部長の隠樹圭子先生は寛容にも「服部氏に投じられた方々の声も活きた町政に努めて頂きたい」とツイートされました。
服部前町長を支持してきた私たちの方も、沖汐町長に対して協力していかなければならないと考えます。
たつの市と太子町とが共に手を携えて発展できるよう、微力ながら頑張らせていただきます。