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Fashion source: Daily Journal

クロアチア、スロベニア旅日記 ⑤モスタルMostar【ボスニアヘルツェゴビナ】

2015.11.06 09:10

 ドブロブニクのリゾートホテルの余韻を心に焼き付けようと、朝食後は部屋に戻って広いバルコニーで、ヨガのポーズをとったり、母は趣味でやっているバレエを踊りだしたり、朝からクライマックスなひとときを過ごしました。(笑)






 この日は、ドブロブニクから135㌔の位置にあるボスニアヘルツェゴビナのモスタルへの道のりです。交通の便の悪いところへ行けるのは、ツアーさまさまです。道すがら豪華客船? すごいのがやってきていました。




 ボツニア紛争が起きていたのは、1992年から1995年にかけて。ニュースで何度も耳にしていた国名、行って大丈夫なの? と思いましたが、YouTubeでモスタルの風景をみると、エメラルドグリーンの川の色に一気に魅了されてしまいました。
 
 観光名所になっている「ネレトバ川」の幹線道路を挟んでイスラム系住民地域と、クロアチア人居住地域に分断されています。公用語も公共施設もこの道路を挟んで別々なのだそう。内戦は終わった今でも、1国家2体制。それがEU加盟の邪魔になっているそうです。失業率も40%を超えているという現実です。たくさんの方がモスタルを観光されるといいです。



 旧市街の入口は、手作り刺繍のテーブルクロスの露店が出迎えてくれました。それから、絨毯、コーヒーミル、スカーフ、ランプ、バッグなど、トルコのよう。そのわけは、15~17世紀にオスマン帝国が勢力を強めていたからです。









 色が折り重なる刺繍、エキゾチックな模様は、とても美しいです。なにかお土産をと思いますが、うちのインテリアには合いそうにありません。しかしそんな中から、星モチーフのBAGを発見。



 エキゾチックなデザインばかりの中から、ついに見つけたという感じでした。15年前にトルコへ行ったときに同じ柄、素材のティッシュケースのカバーを買ったことがあり、今でも使っています。星モチーフは基本的に好きなので。通貨マルカを持ち合わせていなかったので、10ユーロで購入。物価が安いです。 



 こちらのスプーンもGETです。はちみつとかに似合いそう!

 世界遺産になっている旧市街は、ボスニア紛争の傷跡が残っています。







 橋の横には、”DON’T FORGET’93”の文字が石に刻まれていました。



  白い石畳の店を進んだ先に、世界遺産「スターリー橋」が見えてきました。高さ21メートル、長さ29メートルです。内戦で破壊されたようですが、2004年に復元され、2005年に世界遺産登録されています。



 まずは、橋を下から見上げます。橋の下にさがる途中に見えたバルコニーが、ものすごくいい雰囲気を醸し出していました。空の青さと、黄色く色づいた樹、赤く染まったアイビーと籠椅子。絵画で見たような風景。私の中では、今回の旅のベストショットです。



 キラキラすぎる水面。今回の旅行も全部晴れでございました!









 英語が堪能な23歳クロアチア人のガイドさん、みんなの人気者に!



 橋のど真ん中に海水パンツを履いたお兄さんが、飛び込むパフォーマンスの準備をしていました。これはお仕事なので、誰かが10ユーロ払わないと飛び込みません。残念ながら飛び込みシーンは見られませんでしたが! あー、ツアー参加者でお金を集めて頼めばよかったですね。





 こちらは見習でしょうか? 高さ10メートルくらいの高さから練習をしている人たちを見ました。ビデオを撮ろうとずっと待ち構えているのですが、3分見続けてもなかなか飛び込まないのです。自由時間が限られていたため、そこから離れると、あとから飛び込んだと母から話を聞きました。足をバタバタさせながら未熟な飛び込みだったとのことでした。何度も練習を積んで、世界遺産でのダイビングに挑むってわけですね。






 橋を見たあとは、ランチタイムです。太陽が差し込む、黄色いテーブルクロスの明るい2階建てのお店で。








 チェバブチェチェ(味付けしっかりの牛と羊の合い挽きのお肉)、付け合わせのリゾット、ピタパンは美味しかったですね。旅行中は硬いパンが多いので、柔らかいピタパンが特に美味しく感じられました。






★モスタル散策動画撮影しました。



 モスタルの滞在時間、合計2時間半で終了し、次の目的地はトロギールです。157㌔の道を3時間かけて次のホテルまで。

 ちなみに、今回団体ツアーの旅は毎日移動のためにバスに3時間から4時間乗ります。長時間ですので、添乗員さんの経験豊富な小話か、睡眠に費やすかですが、私はブログを書いたり、写真、動画を編集する時間に充てています。1記事5時間以上かかるので、あとから旅行の整理をするよりも、すぐにバスでできるで効率よい旅行になっています。

 さて、またクロアチアへ戻ってきました。「トロギールのホテルは、はっきり言って古いでーす」という事前情報。しかし、添乗員さんが以前来たときよりも部屋は一部リニューアルされていたようです。レストランはさびれた温泉旅館のような感じで、ちょっと怖いです。(笑)

 前日が五つ星でしたので、一気にランクが下がり、プリトヴィッチェの滝のような落差。(爆)しかし寝るだけですし、シービューの部屋で、対岸の夜景がキレイに見えたり、この日も「すばる」が輝いていました。