非日常を過ごすことで、もともとの日常も変化したこと。
クロアチア、スロベニア旅行で見る景色は非日常でしたが、日常も存在していたのが、今回の旅行です。毎日バス移動が3,4時間あるので、酔い止めを飲んでブログを書いていたからです。ブログ書きは、ここ10年、私の毎日の日課です。書かない理由はありませんでした。
この行動は、潜在意識的にどうだったのか?
バスの中で書いていた記事は、普段以上に歴史など調べながら書かなくてはいけないので、ボリュームのある作業でした。写真も動画もあったので、編集する力を鍛えるいい機会にもなりました。
それで日常に戻ってくると、バスの中の試行錯誤していた作業のほうが、日常のような感覚へと上書きされたかのようです。また楽になります。「旅行が日常である」と潜在意識が完全に認識してくれるといいなぁ!
もうひとつ、過去の呪縛のような決意がLet it go! されつつあります。
5年前、ビジネスモードのスイッチを強制的にOFFにしたことがありました。自分の経験が浅いわりに、たくさんのお客様から感謝の言葉を頂くことに、急に申し訳ない気持ちが出てきてしまったことが理由です。ここで深めないと、未来はないと思いました。
OFFにするというのは、仕事をしている時間を減らすということです。ネット広告を出さなければ、お客様の数も減らすことができますので、意図的にそうしました。やること自体も減らしました。それでもお客様が来てくださったら、本物の証となると自分に言い聞かせました。
仕事の時間を減らした代わりに、自分のスキル的に足りないところを洗い出し、深めたり、鍛えたり、自分に向き合うことにフォーカスしていました。同じ24時間の使い方が、全く変わったのです。性格も変わりました。
現在もその調子で過ごしています。やっていることは変わりませんが、深まり、筋肉もついて、楽になってきました。雑念も殆どないので、集中力が持続します。
しかし、強制終了したスイッチをONにしないまま前進しようとしている自分に、暗闇の新月に気づきました。
脳裏に浮かぶアドリア海の煌きが、自分の心の奥底まで光を届けてくれたようです。