行動変化のしくみ。
旅行から帰ってから、自分が変わったことを実感しているのですが、「どのようなことがきっかけで、変わったんですか?」と、クライアントさんに聞かれました。その人としては、何かを見て、インスピレーションが湧いたとか、感化されたとか、その様なイメージかなと思って質問したそうです。
さまざまな時代の建築物にも触れましたが、そういうわけではありませんでした。今回、期間として10日間だったことが、まず変化の要因です。潜在意識のほうまで浸透していく時間も十分あった気がします。
旅行中、美しい景色を見て写真や動画を撮り、バスの移動時間でそれらを編集し、ブログを書くということを繰り返していました。自分が美しいものと出逢ったときに、「これを写真に撮りたい」とか、「記事にして、発信したい!」という衝動にかられるわけですが、そういうことを繰り返していたことが、習慣となってしまったのです。自分から出ていくよりも、引き出されてしまった感じです。
窓の外で、楽しそうな祭りなんかの音が聞こえてきたら、「おいで!」と呼ばれていないのに、自分から出ていきますよね。天照大神(あまてらすおおみかみ)のようです。(笑)そういう、「自分から飛び出していく」ということの繰り返しが、潜在意識を塗り替えたような気がします。この5年間、私としては引き籠り態勢に入っていたので、そろそろ、出てきんしゃいと。(あっ、これは添乗員さんの博多弁だ。笑)
2016年は独立10周年YEARになります。その直前に、たまたま美しい場所を旅することになったのも、未来を予期してのシンクロニシティーだったんじゃないかと、今となっては思います。習慣は21日間で作られるというので、旅行から帰ってきて今日は21日目。今宵はちょうど満月ですね。