映画『オデッセイ』(原題: The Martian)鑑賞。
火星で生き延びるには? 映画『オデッセイ』(原題: The Martian)。豊洲では4Dで上映のようですが、三半規管が弱いため3Dで鑑賞です。
あらすじ:
有人火星探査ミッション〈アレス3〉が、火星探査中に嵐に見舞われ、撤収を余儀なくされた。撤収中、マーク・ワトニー(マット・デイモン)が、突風に放り投げ出されて、宇宙船に乗り込めず帰還できない状態に。NASAでは、彼は死亡したと伝えられるが、ある日、火星の観察をしていた人が火星でマークが生きていることを発見! マークはマークで、まずは生き延びれるようにと色々と試行錯誤をしていた。あるとき、とうとう地球と通信に成功。しかし、彼の食糧も減っていくし、火星に救助へ行くにしても400日以上かかるわけで・・・。火星に独りぼっち、マークのサバイバルの結末はいかに・・・。
いきなり、マークが突風で放り出され、生存は不可能と判断した仲間は、苦渋の想いで帰還へ向かってしまうし、絶望的な感じかと思えば、マット・デイモン演じるマークが、のっけから超ポジティブシンキング&ユーモアな人間性で、あれ?ってなりました。
SF系と思いきや、やっぱりヒューマンドラマか、いやコメディーにも近いものが! 強運タイプの思考を見た感じです。(笑)
火星に独りぼっちのマット・デイモンの独り芝居も十分楽しめます。一緒になって、今度は何を考えだすんだろう? と、サバイバルの術まで、なるほどな~と感心しながら観てしまいました。
人によっては、こんなに独りでは、心理的にも相当参ってしまうかもしれません。そんな極限状態の中、命綱となった思考のポイントを考えてみました。
その1:日々の記録。
生存の記録を残そうと、まだ通信経路がない状況でもスペースシップの中で、自分のサバイバル生活を動画に記録していく人なのです。
その2:実験好き。
まずは現状把握をし、自分の知識を総動員してイメージを形にしてみる人なのです。行動の繰り返しが、また次のアイデアを生んでいくのです。結果、スペースシップの中でジャガイモの栽培をします。
その3:超ポジティブ&ユーモアの感性。
不可能そうな中に、希望を見出すプロセスは、発明家のようでもあります。シリアスなシュチュエーションの中でもユーモアを見つけて、楽天的にスペースシップで生き延びる、マット・デイモン。(笑)最高です!
その他
映画の見所は、それだけではありません、地球上では、彼の救出大作戦が繰り広げられているのです!
また、女性が男性と対等にというか、それ以上に仕事をしている!という光景が描かれているところが印象的でした。女性船長が、冷静にクルーたちに指示をだして、業務を遂行しています。日本だと、まだここまで女性の社会進出はみられないなぁと思いながら、そういうところにも未来を感じました。
観たことのない、SFヒューマンコメディー映画。Don't miss it!!!
★公式HP
★予告編
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