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第二十六回『⼿帳⼤賞』は「思わず⼿帳にメモしたくなる名⾔」、百万円の大賞は?

2022.11.17 06:05

【ビジネス報道】 令和四年十一月十五日に東京・内幸町「帝国ホテル」にて⼿帳や⽣活実⽤書、児童書等を発⾏している⾼橋書店(代取:清水美成)は、第二十六回『⼿帳⼤賞』発表表彰式を執り行った。審査員は作家・いとうせいこう、歌人・東直子とエッセイスト・平野紗季子の三名。


今回は「思わず⼿帳にメモしたくなる名⾔」を募集。名⾔⼤賞へ四万八千百七十一通の応募があった。同時募集の「商品企画⼤賞」へは二千二百九十三通の応募があり、二作品を優秀賞として選出した。


大賞の背景は以下。

歯に衣着せぬ発⾔をする娘で、看護師をしています。
時折旦那様とぶつかる事もあり、ストレートな性格上、とても心配な毎⽇で「⼤丈夫なの?」と聞くと、笑顔で「幸せだよ、だって私だもん!!」と答えました。
人知れず苦労して、このご時世仕事も⼤変だろうにと、思わず「うっ…」と涙が零(コボ)れました



この大賞に対し、いとうの寸評は「自分の幸せを何かと比較してしか自覚できない事自体が、実は不幸なんですよね。その絡繰りを見破ってズバリと幸せを引き寄せ様とする意志はこちらをも励まします。」と。


直子は「しっかりと自分を⽣きている事が分かる⾔葉で、とても頼もしい。自分を幸せにするのは自分なのだ、だから⼤丈夫なのだ、という気付きがあり、はっとする程新鮮。」と。紗季子は「困難な時代だからこそ、⼤切なのは自分を愛する事。だからこそ他者を愛する事もできる事。最後の『!』マークに、⾔い切る事で自身を鼓舞する強い意志を感じた。」と。



尚、第二十七回の募集も既に行っている。お題は手帳にメモした「忘れられないひとこと」。大賞は一点百万円。特別賞は三点各二十万円、優秀賞は数点各十万円。商品企画大賞では、手帳・日記・家計簿の斬新なアイデアを募集。最優秀企画賞は一点五十万円と企画の商品化、優秀賞は数点各十万円。

〆切は令和五年四月三十日。


画像:㈱高橋書店