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Fashion source: Daily Journal

7日目Paris★Palais de Tokyo~トロカデロ~レピュブリック

2013.10.31 11:56

 7日目Paris。晴れ。

 朝、スタバでカフェラテを買い、その帰りに道を歩いていると、もうひとつのパン屋さんも見つけたので入ってみることにしました。プチチョコクロを発見!そのほか2種類のプチなパンとプレーンのフロマージュ(ヨーグルト)が、シンプルな透明の容器にフレッシュにふんわりと入っているのですから、「シルブプレ」と思わず言ってしまった勢いです。
 朝からフランス人はパン屋に行列なのです。おじさんもパンを買いに来ています。レジ1台しかないのが原因だと思うのだけれど。(笑)Parisの毎朝の光景です。

 朝の光が差し込む部屋で、焼きあがったばかりのパンをいただく贅沢。ああ、毎朝こんな風に、焼き立てパンを食べたい!




 それからブログを書いて、11時くらいに部屋を出ました。ランチの場所を決めたので、そこへ向かう電車の中。急に気が変わって、やっぱりエッフェル塔の近くにしよう!ということになり、さらに先の駅へ。

 メトロを出ると、セーヌ川の向こうにエッフェル塔が見えました!地図を見ながら目的地に行こうと思ったのですが、その手前の建物に何やら人だかりが見えました。
 エントランスの屋根は、電球の光が何十個もついているデザインですから、なにかクラブとか、ファッションショーでもありそうな雰囲気です。調べてみると、「Palais de Tokyo」(パレド・トウキョウ)と書いてありました。そういえば、行ってみたいかもと思って、チェックしていたところだったと! 



 行ってみたい理由が、Tokyoってなんだろう?ということだったのですが、とりあえず建物に入ってから検索してみると、現代アートの展示場ということで。TOKYOとは、通りの名前がそうだったというだけのようでした。

 打ちっぱなしのコンクリートにだだっ広い展示スペース。入口入ってすぐには、カッコイイ、オシャレなレストラン。それに、ここにきている人たちが、私の思い描く、オシャレパリジャンたち!子供の秋休みでもあるので、オシャレでルネッサンスな子供たちもたくさん見かけました!

 チケットは10ユーロ。「シールになっているから、服に貼ってくださいね」とチケットと丸いシールが渡されました。

 最初の展示は、大きな電光掲示板に万年筆で何やら文字を書いている映像と、そのカリカリっとした音が、響き渡り、たまに人の目がアップで映る、意味を考えることができないほどわからない映像が流れていました。意味がわからなくても、なんかオシャレ…という風に伝わってきて、周りにいるフランス人たち、腕を組んだり、椅子に座りながら感心している様子で眺めていました。子供のころから、絵画を見て「これはどんな意味が込められている?」なんて、やっていると、なんでもそうやって、じっと見て考え事をするのでしょうかね。なんかクールな感じ。悪くないです。いや、むしろ好きな方かもしれない。

 そのまま次の展示へ進んで行くと、グランドピアノが置いてあり、ポロン、ポロンと美しい音色を奏でる自動演奏でした。グランドピアノの上には、なぜか黒い砂のようなものが、シャシャシャっと振りかけてあり、これも謎です。




 またまたフランス人は、感心しきりで、展示の前に座って、ただ眺めたり、音を聞いているようにしていました。グランドピアノの黒の塗装に外からの光が映りこんで、それもいとおかしです。そして、次の部屋へ。

今度は、電気がついたり消えたり、電気がジリジリジリっとする音もしていました。こっちの電気がピカピカジー。あっちの電気がピカピカビリリっと。



 言葉だけでは伝わらないので、すこし映像を撮ってみました。



 展示の自由さから、見ているものも自由なものを与えられた感じがしてきます。こんな形で体感させてくれる美術館は初めてで、アトラクション的で感動すら覚えました。

 13時くらいになったので、入口にあるレストランへ行ってみることにしました。気づけば、ランチタイムと言うこともあり、奥から座席が埋められていきながら、食事を待っている間に気づけば満席になっていました。食事時間が長いと言うのもありますね。



 「英語のメニューはありますか?」と聞いたら、「僕が説明します」と、また前のレストランと同じようなことを言われました、パリジャンたちは、英語の堪能な人が多くて、第二外国語と言うこともあり、分かりやすい英語です。メニューの説明が私に通じたことが分かると、彼らはよく「Perfect!!」と言ってきます。

 私も何度もパリに来ていると、言葉はわからなくても、その場で必要な言葉を発していることが行動、ジェスチャーで分かることもあって、「Oui」と言ってしまえることがあります。(笑)

 早速、パンがきました。前菜は、マッシュルームとチーズのサラダです。サラダとして食べるマッシュルームには、水分がなくて、パサパサッとした感じですが、そこにチーズが加わると、絶妙な感じでした。




 少し時間がたってから、メインが運ばれてきました。日本だと、前菜が食べ終わらない間に、メインまで来てしまうことがありますが、パリでは「まだですか?」と日本なら思わず聞いてしまうタイミングできます。フランスでは、食事時間って大事なんでしょうね
 
 メインはラムをオーダーしました。付け合わせはビーンで、トマト味。お肉がとても柔らかくて、かなり美味しいです!フランスに来たらぜひ味わいたい一品です。



 前菜、メイン、デザート、飲み物とあり、メインだけにしてもいいし、前菜とメインだけにしてもいいし、フルコースで頼んでもいいし、という仕組みになっているところが多いです。

 食事を終え、レストランから出た後に、地下1階を見ていなかったことに気づきました。
先ほどより人が増えていて、学生さんの団体でしょうか。勉強をしに来ているようです。
そこに展示されていたのは、靴でした。




どれもこれもまぶしい!靴のほうが主役になるのか? ドレスがあってそれに合わせたのか? ため息が出るほどうっとり。ゆっくりと鑑賞しました。
















 自由な作品、広いな空間、美しい世界、広々とした空間でパリジャンに交じっての食事。たまたま入りましたが、意外と雰囲気を楽しめたのでした。

 そこからエッフェル塔がよく見えるトロカデロが近いので、歩いて行きました。
途中雨が降ってきたのですが、いつもどおり数分で止んで、エッフェル塔の前にたったらすっきりと青空が顔を出しました。




 夕方ちかくになり、トロカデロと同じく9番線のRepubliqueあたりを散策。なにやら行列のできるパン屋を発見しました。行列をみたら、入るべし! 

Du Pain Et Des Idees

 基本的なパンオショコラを買いました!ランチを食べすぎたので、夕飯として早速食べることに。



 やはり日本で食べるのとちょっとどこかが違うパンオショコラ。しっとり感でしょうか? こんなにチョコと生地が馴染んでいることは、感じたことがない気がしました。ちょっとチョコが主張しすぎていたり、生地がカリッとしすぎていたりしますから。外は少しだけパリっと中はもっちりふわっと、そこにチョコが馴染んでいる、そんな風味のパンオショコラ。トレビアンでした!

 私は、パンさえ食べていれば、それで幸せのようで。(笑)

★個人的には、hotel de ville前のメリーゴーランドが1番美しい!