coincidence

モンマルトルで画家が絵を描きながら売っているところがあり、
何回もその場所を訪れていたにもかかわらず、
混んでいるし、自画像描きますよ、という勧誘もあったりするので、
ただ、通るだけの広場でした。

しかし、今年は、ちゃんと見て、自分が欲しいと思う絵があったら、
是非買って帰りたいと思いました。

いろいろと見ていると、すーっと惹かれるように、目からいって、
マダムな画家のイラストの前で止まっている私がいました。


それから、日本で額縁を探していたのですが、
なかなか正方形の絵を入れるのに適したものがなく、
探し続けて1カ月経過してしまいました。



昨日、部屋の壁の立ちあがりを掃除していて、
ふと見上げたら、正方形の額縁は、ここにあったのか！と気づきました。


私が独立する直前くらいに、知人から頂いたものだったのです。
ちょっと変わった額縁で、立体的になっている形です。
その中に入っていた絵は、花道が続いているイラストで、
「花道をゆこう」と小さく書いてありました。

この大きさに、モンマルトルの絵がぴったりかも！と直感的にわかり、
絵をあてこんでみたところ、ちょうどよすぎました。（驚）

そして、「花道をゆこう」の言葉を頂いて、そう進みたいと思ってから、
辿りついたエッフェル塔！　みたいな、そんな気持ちになって、
感慨深いものがありました。

花道の絵は、花道のスタート地点のアングルだったから、
エッフェル塔の絵が、今の自分にはちょうどいい気がしました。

次は、どんな景色を見られるのかな、そんな風にも思います。