すぐにジャッジするとそれ以上考えなくなること。(友人の服選び)
友人がお子さんの学校周りのため、服を探したいとのことで、お手伝いです。服選びが苦手と言うので、彼女の服選びには何度もお供していますが、今回は「あ、だから苦手になっているのか?!」と思考パターンから発見してしまいました。
私は、買い物がスムーズに行くように、前日に何軒かテナントを周ってみて、1か所に絞る作戦をとることにしました。
まずは、ランチ。有楽町丸井8Fのパンケーキ屋「モクオラ ディキシーダイナー・ウイラニ」へ。11:50に入店し、12:10くらいには満席になるほど、平日でも混雑しているお店でした。パンケーキとスクランブルエッグと角煮も一緒に食べられるプレートにしました。
厚みのあるパンケーキで、かなりのおいしさ!
リピート確定!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
さて、服選びです。何度も服を選ぶのを手伝っていて、今回初めて気づいたのが、「メイクをしないで服を選ぶべからず」です。
友人は、メイクをしなくて済むほど肌が奇麗なのです。しかし本当の理由は、メイクが苦手と感じているからのようです。それに肌が奇麗でも、清楚なワンピースを選ぼうとしているときは、やはりした方がいい気がしまして、私がメイク道具を持参していきました。そして、服を買う前にベーシックな工程を施しました。
ファンデーション。
ハイライト。
チーク。
ビューラー。
マスカラ。
ホットビューラー。
グロス。
リップ。
これだけで、別人です!
また、頬が落ちることを気にしているようだったので、「日頃から口角を上げて表情筋を鍛えること、そして鍛えてみたら私の頬が筋肉痛になったこと」を話したら、「そんなこと、教えてくれる人誰もいないよ~。ひーさんだけだよ~(涙)」と言っていました。まあ、そういうことは、普通あまり自己開示しないところでしょう。(笑)
そして、いきなり1店舗目で、よいワンピースを見つけてしまいました!以前にそのお店でコートも買ったことのあるところでした。ヨーロッパのインポート商品が充実しているお店なのですが、友人の顔もどちらかと言うと日本人離れしているし、バイリンガル。なんだか似合ってしまいます。
友達の思考に気づいたのは、こんなときです。
「こんな短い丈無理だよ~」と、まだお店に入って3メートルで、全ての商品が私に似合わないといった雰囲気で言ったのです。
私は、おいおい、まだ3メートルだよと思いながら、「そうだねこれは短い。でももっと探してみたら長いのもあるかも」と可能性を示唆する発言を心がけました。
案の定、膝丈を見つけまして、試着を済ませた友人がフィッティングから出てきたとき店員さんが、「ウエスト細いですね~」と褒めてきました。
友達は、「いやいやいや、そんなこと、全然ないです・・・・・」と即答したので、私は、「他人からはそう見えたみたい。まずは褒めてくれたので受け取ろうよ(笑)」と言うと、「ありがとうございます」と、友人も店員さんもさらに笑顔になりました。結局そのお店では、黒ジャケット、カーデ、白黒ストライプのワンピと3種類決定しました!
やれやれ。よかった!笑
それからあと2店舗まわったとき、友人の思考がパターン化していることを決定づけました。
フィッティングから出てきて、「これ、スカート短いし、似合わないよ…」と発言。私は、「了解。丈は短いのは似合わない、黒よりもネイビーの方が似合うことが分かった。で、TOPだけ見てみるとどうだろう?襟は似合うし、素材感も似合う。こんなデザインが似合うって分かったよね」と次につなげる発言をしました。
すると友人は、「そうだね」と最初の落ち込んだ様子から浮上していました。(笑)
そして、ここではネイビーのワンピースが決定です!今回は目的がはっきりしていたのもありますが、一緒にお買い物して、4着は最大数です。(笑)私のフィードバックの仕方が、かなりニュートラルになったことを裏付けたかのようでした。
お買いものが終わり、これからはメイクもしよう!とやる気になったみたいなので、まずはお手軽なメイク道具も選んであげました。そして、紅茶をごちそうになりながら、この日の振り返りをしていました。私が気づいたことが、言語となってようやくまとまってきた頃です。
「すぐにジャッジしてしまうと、それ以上の可能性を考えなくなるよね。例えば、何かアクシデントがあったときに、出口はあそこだ! となって、たった一つの出口しか見つけられず、助からない人もいれば、他の脱出方法も考えていた人の方が助かった・・・・なんてこともあるかもしれない。すぐにジャッジすることは、生死にも関わるんだから」と笑いながら言うと、友人は大笑いして自分を客観視でき、初めて自分の思考パターンが生死にかかわると気づいたようで驚いていました。(笑)
友人は、私のどんな発言も大歓迎してくれるし、買い物の相手にいつも選ばれるということは、光栄なことであります。ものすごい有意義な時間を過ごしました。友人よ、いつもありがとう。