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映画『happy』観賞。(2012)

2014.05.24 14:59

TUTAYAでたまたま『happy』という映画を見つけました。
なんか、これを借りるなんて、自分はhappyじゃないみたいだと思い、
手にとったのにも関わらず、棚にもどし、帰ろうとしたけれど、
なぜか下がった階段を5段上がってしまったという。(笑)

ほとんど無意識に目がいったため、逆に観るべきだろうと思いなおしたのです。
でも、タイトルがいかにもすぎて、あまりこう言うのは苦手です。
内容がへんにポジティブでなければいいなと思ってしまいました。






公式HP

いわゆるドキュメンタリー映画でした。

最初にお金があるから幸せか? とか 成功しているから幸せか?
もしくは、そういったことは関係ないのか? ということについて、言及されていました。
映画としては、お金や成功に関係なく、「幸せです」と感じている人ばかりが出てきました。
また、幸せと感じる心は自分で作り出せる余地が40%あると、科学的根拠が裏付けます。

一方、日本人のプロデューサーも関わっているのもあるのでしょうが、
日本は幸せ指数が低い国として紹介され、満員電車の映像、
そのなかで居眠りをしている人たちの映像、過労死した家族のことが描写されていました。
大げさな描写にも感じましたが、こう言った現実も嘘ではありません。

長生き=幸せ度数が高いという仮説のもと、長生きが多い沖縄の村も取材されていました。
自分の孫でもないのに、幼稚園生の運動会で幼児と触れあうおばあちゃんたち。
未来の100歳はこうしてつくられていくのか! という視点で見ることができました。


ところで、「幸せ」は数値化出来るそうなのです。
幸せと感じるとき、左の前頭葉に反応がみられました。
ドーパミンが出ていると幸せと感じるということです。

「ブータン」は、まさに幸せ度を上げることに取り組んでいる国なのだそうです。
つまり、幸せは自分で作り出すことができると言うことです。
「幸せと感じるようにするには?」そんな問いを毎日持っていてもいいかもしれません。


そのために、

好きなことをすること。
日常生活に小さな変化。
フローを体験すること。
新しいことをすること。
有酸素運動をすること。
コミュニティーに参加すること。
瞑想。
利他的。
スピリチュアル。自然。慈愛。
(自分より大きなものの存在感じる)

などがキーワードとして挙げられていました。


「ドーパミン」という言葉を久々に聞きましたが、
確かにドーパミンが出ていれば、何かに向かってやる気になっているわけですから、
間違いなく人生はよくなることしか考えられないなぁと思いました。

自分自身のドーパミンを出すことも大事ですし、
他人のドーパミンを引き出すことも私の仕事です。


結局、「私は幸せだ」と言うに値すると気づかせる映画でした。(笑)