お母さんごっこ&お医者さんごっこの折衷案。
スイスに住んでいるクライアントさんとのセッションのとき、娘さんの幼稚園の話になりました。幼稚園の先生に「もっと一人一人と構ってほしい」と思ったことがあったそうです。というのも、自分が子供のときに、ひとりひとりにお手紙を書いてくれたりする、すごく良い先生がいたことを覚えているとのことで。日本のほうが、もっと子供のことが好きでやっている人も多いんじゃないかと…。
私は質問しました。
「先生ひとりに対して、園児何人ですか?」
「23人ですね」
「ずいぶん多いですね。私2人でも挫折していますから(笑)」
というものも、姪っ子2人と一緒に遊ぶとき、こんなことがありました。
ゆめちゃん:お母さんごっこしたい!
ことちゃん:お医者さんごっこしたい!
ゆめちゃん:いやーだー。お母さんごっこ!
ことちゃん:お医者さんごっこ―!!!
私:じゃあ、お母さんごっこで、お母さんが病気になるってのはどう?
ゆめちゃん:うははっ。いいね~それにしよう!
ことちゃん:やーだー!
私:じゃあ、お医者さんごっこにするか。
ゆめちゃん:いいよ。
ことちゃん:やーだー!
私:ことちゃん、じゃーなにしたいの?
ことちゃん:やーだー!
そうして、2人がおもむろに違うことをし始め、同時に私に話しかけたり。カオスの状態です。(笑)3人で一緒に遊べたことがほとんどないのです。遊べたとしたら、ゆめちゃんが、ことちゃんの役を指定してしまうときです。
「はい、ことちゃんは、アナね」
ゆめちゃんとは、1対1で結構遊んであげた時期も長かったから、ことちゃんにも1対1で遊んであげたい気持ちもあります。しかしながら、姉と妹は、こうして作られていくんだなと、興味深く観察しています。一緒に遊べる日が来るのか? まだ私も糸口が見つかっていないのですけどね。