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高田世界館への道!39「15日目岡山なぎの里ふれあい農園(20221030)」

2022.11.18 00:02

最終日。
割とすんなり目を覚まして、出発前にコインランドリーへ。
ドアを開けるとすんとした空気が鼻を通ります。
冬の匂いだ…。あったかくしていよう。

なかなかバタバタして溜まってしまった洗濯物をここで洗えてよかった。
パンツがなくなるところだった。

コインランドリーで、takemurateiから持ち出してきた阿久悠の「作詞入門」を読む。
俺も何かを偉そうに語れるだけの力がほしいぜ。
今のところ、「毎日感謝!」くらいかなぁ〜っ!

竹村家で朝ごはんをいただく。今日1日は竹村家とともに大忙し!
まず竹村さんと娘2人とともに岡山へ。
そのあと直子さんが他2人の子どもを連れてお店出店用のお菓子等々を別部隊で持ってくる。
出発が9時なので、急いで準備準備〜♪

今日は遠征最終日。身体の調子は良好、天気も良好。
よし!
思えばここまで毎日、毎朝、これだけでひとまずホッとしてきた。

ここまで無事に辿り着けて本当によかった。

岡山は奈義町へ。

なぎの里ふれあい農園は、ties music土井さんが今年3月に紹介してくれ、
はやくもこのツアーで訪問できることになったという、嬉しい出会いの連鎖。

到着すると、今日の主催のひとりであるりかさんが、
自家製はちみつととれたてしょうがとお湯を持ってきてくれた。

つまり、「ハニージンジャー湯」。
疲れた喉に癒しの時間…。
染み渡っていく…。

今日は2ステージ。

1部は、白ネギと黒枝豆の畑で、みんなと収穫体験をして、そのまま畑でアンプラグドライブ。

2部は古民家に移動して、ステージを使ったライブ。

”収穫体験と畑で歌う”ことのイメージがまだ掴めない。

どうなってしまうのか…?

畑に移動すると、子どもたちや親御さんたちがたくさん待っていた。
みんな土いじりする格好をしている。

黒枝豆の説明がされる。
「オルニチンがたくさん入っているので肝機能が回復されます」
こういうところはすばやくキャッチ。
回復しながら飲み続けることができるということだな…!?

というわけで、採り方はよくわからないけど、
①なんとなくいっぱいついてそうなやつを、引っこ抜く
②房についてる黒枝豆を1個ずつ“もぐ”
ということ!早速とりかかる。

しかし、私は今日”ふれあい大使”である。
「小野雄大と一緒に収穫体験しよう!」
という謳い文句なのだから、一緒に作業せねばなるまい。

困ってる人ど〜こだ?
あ、割とみんな自立してせっせと抜いてるわ。

ふれあい大使立場なし。

もうみんな一本目抜いて“もぎ”に入ってるし。
その時、一生懸命もいでる親を尻目に、
子どもはそれに飽きてまた別の大物を探しにいった。

あとは子どもたちと黒枝豆をもぎ続けた。

自分がもたもたしてるうちに、知らずにみんなは白ネギを収穫もし終えていたらしい。
(ふれあい大使白ネギ収穫できず!笑)

「では、ライブで〜す!」
とのことで、アコギを出して白ネギ畑へ。

自分の背後には那岐山。

そして目の前には、白ネギのシャンとした姿が並び、
まるで櫛みたいな、その隙間から、みんなの顔が出ているという、
ちょっとおかしな雰囲気。

あの異様さを、こっち側から写真に撮っておけばよかった(笑)
歌っている間、子どもたちは自由に走り回る。

僕が歌うといつも風が吹きます。
あの時も、「受け入れます」と言われたような気がした。


1部が終わってすぐさま2部のために移動。
売れっ子芸人のようなスケジュールです。

古民家の前に庭に広げられたステージ。

「小野雄大IMARGINE TOUR2022」

と描かれた手作りの看板。
光を灯すためにみんなが作ってくれたぼんぼり。
なんと、嬉しい空間か…。

自分の音楽を好きだと言ってくれたたくさんの人の顔が浮かぶ。

この日をみてもらいたいなあと思う人たちがたくさんいる。

お昼を過ぎて、日が傾いてくる頃、2部のお客さんが来場。
光が会場に降り注いでて、とても綺麗だった。

会場では、なぎの里の商品の販売、takemurateiの出店や、
「第3惑星の石」を売る土井家長男みとくん。
ここでも拾った石。
小学生から石でビジネスだなんて、いいセンスじゃないか。

「つげ義春の『無能の人』だ〜」なんて言われてた。
小さな国、みたいで、とっても楽しかった。
ここ独自の通貨とかありそうな。石か、野菜か、池の魚か(笑)

夕暮れてきた頃、ライブがスタート。
お客さんがリアクションしてくれる、あたたかい空間だった。

だんだん日が落ちてきて、そうすると、準備してもらった照明が綺麗に浮かんでくる。
客席側にもぼんぼりは散りばめられていたので、ステージから見ても綺麗だった。

ステージの横ではキャンプファイヤーが。
ステージの上には三日月が浮かび。

2部もステージを2回にわけ、一旦休憩を挟むも、
休憩中に物販に並んでくれる方がたくさんいて、
その対応をしてるうちに再開という、嬉しい悲鳴!(笑)

ここでの即興が大変好評で、よかった。
はじめは先に手拍子が始まってどうしようかと思ったけど(笑)

なんでも、「やってみること」が大事なんだなあ。
やってみると、やる前に並べていたいろんな文句を上回って手に入るものがある。
最近は、自分である程度決めてしまっていることが多かったかもしれない。
このツアーで、その上限をとっぱらうことができたような気がする。

「石、買ってくれたらサインします」

と言ったら、終わった後子どもから大人までたくさんの人が来てくれて、
サインしまくった。
思い出になりますように。

いつか子どもたちが大人になって、部屋の掃除をしていたら出てきた謎の小石。
そこに書いてあるサインは”あの”小野雄大のものだった!ということになったら嬉しい。

終わった後、片付けをしながら焚き火を囲んで話をした。
星空をみんなでみた。
このツアーは、各地で星を集めて星座を作ってるみたいだなと思った。

今日をこの形で終えられて本当によかった。

りかさん、土井さん、岸本家のみなさん、土井家のみなさん、竹村家のみなさん、
本当にありがとうございました。


2022年11月12日(土)IMARGINE -イマジン- vol.3
@新潟 高田世界館

配信チケット:2,500円 アーカイブはこちらから
※2022年11月19日(土)23:59まで