HUSTLER | 兼ね備えた豊かな個性と実用性
趣きの異なる個性が光る特別仕様車「Jスタイル」
まるで漫画の世界から飛び出してきたかのようなエポックメイキングな個性的デザインでスマッシュヒットを飛ばした初代モデルに続き、現行の2代目スズキ・ハスラーも人気は変わらず継続中。その人気はすでに中古市場でも賑わいを見せている。
今回ピックアップしたのは先代モデルでも人気を博した特別仕様車「ハスラーJスタイル」。室内空間の広いスペーシアをベースとした2代目ハスラーはクロスモデルながらもボディデザインは悪路走破性が確保されているのが魅力となっている。Jスタイルはメッキフロントグリル、メッキフォグランプガーニッシュ、フロントバンパーガーニッシュ、HUSTLERアルファベットエンブレム、さらにメッキドアハンドルやルーフレール、リアバンパーガーニッシュ、バックドアのエンブレムなどの特別装備が施され、スタンダードモデルとは趣きの異なる個性が味わえるモデルとなっている。
後席には左右独立のシートスライドやリクライニング機能を採用し、居住性が他の軽SUVよりも高く、ちょっとしたオートキャンプでも活躍できる使い勝手の良さも◎。
昨今、納期遅れが続く自動車市場だが、現行の高年式オプション付き車ですぐ買える物件が多くあり、多種多様な色やグレードが選べるハスラーは、個性的なクルマを早く手に入れたい人にオススメの1台といえる。
▼スズキ・ハスラー Jスタイルターボ SPECIFICATION
全長×全幅×全高:3395×1475×1680㎜
車両重量:840㎏
ホイールベース:2460㎜
エンジン種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ+モーター
総排気量:658㏄
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:10kgf・m(98N・m)/3000rpm
WLTCモード燃費:22.6km/L
サスペンション前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
サスペンション後:トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ドラム(リーディングトレーディング)
タイヤサイズ:165/60R15 77H
乗車定員:4名
▼スズキ ハスラー(現行モデル)
相場価格
R2~R4年
114.9~210万円
(Mj-net調べ 2022年11月10日現在)
高年式モデルながらタマ数はかなり豊富。当然、低走行のモノが多く、コンディションが良いモノが揃う。届出済未使用車もかなり多く、お得感も言うことナシだ。
▼スズキ ハスラー 変遷
H26年1月 初代ハスラーがデビュー
H26年10月 日本自動車殿堂
カーオブザイヤー受賞
H26年11月 RJCカーオブザイヤー受賞
R2年1月 2代目にフルモデルチェンジ
R2年11月 特別仕様車「Jスタイル」が発売された
R3年4月 仕様変更NA車が2030年度燃費基準に対応し、
NA・2WD車は「2030年度燃費基準85%達成」、
NA・4WD車は「同80%達成」に
R4年5月 「JスタイルII」が発売
▼INTERIOR
個性が際立つ3連インパネカラーガーニッシュ
3連のインパネカラーガーニッシュを採用。SUVらしさを見せながら、アクティブで個性的なデザインにこだわっている。
▼UTILITY
防汚タイプのラゲッジアンダーボックス採用
ラゲッジには取り外し可能な防汚タイプのラゲッジアンダーボックスが付いており、ラフな使い方ができるのも嬉しい。
▼RUNNING
シャシー性能高くコーナーも安定機敏な走りも魅力
自慢のシャシー性能の高さもあってコーナリングに安定感があり、走りにも機敏さが感じられる。
▼ENGINE
全モデルがハイブリッド化燃費性能も魅力的
全モデルにハイブリッドユニットを採用しており、燃費性能も魅力の2代目。WLTCモードで25.0km/L(Jスタイルなど)という低燃費を発揮。
▼EXTERIOR
先代踏襲も細部で質向上。Jスタイルはさらに洗練
エクステリアデザインは大好評だった先代モデルを踏襲した上で細部のディテールをクオリティアップ。特別仕様車の「Jスタイル」はルーフレールや専用のメッキフロントグリル、HUSTLERアルファベットエンブレムなどを採用し、より力強く洗練された外観となっている。