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NPO法人 保護ねこ ピリカ

やっと乳飲み子の育てが終わった

2022.11.16 09:00

子猫シーズン到来

5月連休明けから始まる保護依頼。

毎年のことながら、連絡がくるとドキドキする。

今年は特に小さい生後間もない乳飲み子が多かった。

まながつおを皮切りに、いるかーず、くじらーず、まぐろーず、とろ、うに、金魚ーず

と5月の17日間の間に17匹も保護。

子猫は一回の保護で3〜5匹を保護することが多いので、あっという間に増えてしまいます。

その後も、ぺんぎんず、金魚ーず2、ぷらてぃ、だんごうお、くりおね、めだかーず、

こくれん、はくれん、れんこだい、

出世魚ーず、おこぜ、あろわな、なぎ、

藻ーず、海藻ーず、べらーず1、べらーず2

ひめじと8月末までにどんだけ保護をしたか。

数を数えると嫌になるので、いつも途中からはだいたい20匹くらいかな~と。


ピリカで保護をされる猫の名前は魚の名前をつけていますが、保護をされると毎回娘と名前何にしようか?

と頭を悩ませてその子達に合うように調べてつけています。

兄妹は同じ種類にしてシリーズ化にしたり、

魚ではなく海や川の生き物にまで幅を広げたりと。

あまりの多さにスタッフも、

「覚えきれないよ~」とお手上げ状態。


ピリカファンの方は次はどんな名前がつくのかと楽しみにしてる方もいるので、これからも頑張ってつけていきます。


せっかく保護をしても助からない子もいます。

保護をした時の状態にもよりますし、先天的な異常等解らない事だらけの中、経験と知識と病院との連携でなんとか命を繋いでいきます。

ピリカでは最初の保護は、ほぼ代表の私がやります。

初期医療をかけて、健康状態に問題がなければ預かりスタッフに託します。

状態の悪い子や乳飲み子はそのまま私が育てます。

乳飲み子は週齢に寄っては2時間おきにミルクをあげないといけないので、必然的に睡眠時間が減ります。

働いているので昼間は病院へ預けて仕事が終わったら迎えに行く。

家についたら、他の保護猫、家猫のごはん、トイレ掃除、お外にいる地域猫のごはんとやる事が満載。

そしてまたミルクをあげる。

人間のご飯は二の次。

夜の九時くらいにようやく座ってご飯を食べれる。

その頃には力尽きて、食べながら寝るみたいな生活を続けてると、段々痩せてきます。

猫活ダイエット!!

とポジティブに考えてひたすらミルクを上げ続けて、落ちついてきたら昼間時間があるスタッフが家にきて、ミルクをあげて離乳食をあげてと協力しながら育てました。

本当に助かりました。


スタッフと病院と連携をしながら育てて、ようやく譲渡会にデビューできるのです。

そして新しいお家に繋げることが出来たときは本当に嬉しい瞬間です。

保護をしても途中で虹の橋のたもとへ行ってしまった子達のためにも、必ず幸せになって欲しい。


譲渡した猫親さん達の笑顔があるから、また頑張れる。

今年もあと少し。

まだ赤い糸が繋がっていない子達がいるから、スタッフ一丸となってラストスパート。

年末年始を可愛い猫ちゃん達と笑顔で過ごせるようにね。