『あなたの話はなぜ「通じない」のか』山田 ズーニー
もう、3年くらい経っているのでしょうか?
ずっと私の関心事は、「文章がうまくなりたい」ということです。
毎日2つのブログを書いているから、365日そのことばかり考えています。
今月は、山田ズーニーさんの本を3冊読みました。
2度、3度繰り返し読んで、腹に落とし込み中です。
山田ズーニーさんは、3年前のある出版セミナーに出たとき、
ゲスト講師でいらっしゃって、すごく印象的だったのです。
講演の起承転結や、パワーポイントに1行だけとか、
なにしろインパクトがありました。
わたしも、それを見習って、パワポは1行にしたほどです。笑
そして、内容が、コーチング?って思いました。
相手にインタビューするワークだったからです。
ズーニーさんの本を読んでいると、
文章を書くことは、コーチングなのではないかと思うことが沢山あります。
「問い」とか「相手理解」とか
「共感」とか「ウソはないか?」とか、
共通言語が沢山です。
だから、私自身とても関心事になっているのかな?って思ったんです。
しかも、ズーニーさんの文章は、自分の失敗談、気づき、
自分が心を痛めたことを赤裸々に書いてあるところなどが、
私の文章の雰囲気に似ているのを感じました。
さすがに、論理的にまとめられていらっしゃるところは、
本当に素晴らしいものがあって、説得力がとてもあります。
そのあたりは、私自身、もっと自分に問いを投げかけて、
言語化していく根気強さが必要と勉強させられました。
一番お勧めの本は、『あなたの話はなぜ「通じない」のか?』です。
2003年に発売された本みたいです。今は文庫になっています。
「相手を理解すること」について考えさせられる本です。
とくに、第4章 共感の方法 は本当に深いです。
特に、この本で私が共感し、大切と思ったことは、
相手が話している言葉から、本当に相手がいいたいことを、
「これでしょうか?」と返すことができることです。
日々のコーチングセッションでは、
相手が言葉にならないことを、こちらが言葉にして返すことはよくあります。
それが、相手が共感されたと感じることだったのか、と
改めて大切さに気づかされました。
本当にお勧めですので、是非読んでみてくださいね。