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Fashion source: Daily Journal

南仏ひとり旅⑥ルシヨン~ポンデュガール~アヴィニョン~法王庁

2011.11.01 14:18

⑥ルシヨン~ポンデュガール~アヴィニョン~法王庁宮殿

(この日から写真はiPhone撮影)

おはようございます。




朝の4時半に目が覚めました。昨日はお食事後、うとうとしていていたら、そのまま寝てしまいました。6時間は寝たのでそのまま起きることに。朝からお風呂に入ってゆっくりと過ごし、ブログも長文編の①話目を書き始めました。

そう言えば、去年の7月から、夜中に何度か必ず目が覚めてしまって、熟睡できないでいた私ですが、旅行前1か月前くらいから、治りだしていました。そして、旅行中は、100%、毎日熟睡になりました。(帰ってきてからも)自分としてはこの変化はすごいです。睡眠も精神的なものだと思っており、深いところで何か変化が起こっているのを感じています。

朝の太陽が部屋の窓からこぼれています。窓を開けてみると、朝の日差しで、赤い壁と空とのコントラストがますます魅力的に映りました。



こんな窓欲しい!




9時ころ朝食へ行きました。皆さんもゆっくりの朝食のようで、昨日の夕食をご一緒した方々もまた、同じ席に座っていました。ここのホテルは三ツ星ですので、朝は、パンと果物とヨーグルトのスタイルでしたが、パンの美味しさは一番でした。さすがにこのフランスパンは半分残しましたが、そのほかは全部食べてしまいました。






クロワッサン好きです。



このヨーグルトは、ノーシュガーで自然なおいしさ。
はちみつをたらして食べたらもっと美味しくなりました。


午後13時に専用車が来るので、12時のチェックアウトまで部屋で過ごし、残りの1時間は、村を散歩しました。今日みたいに、村で1泊するパターンはいいと思いました。村の夜の景色や、朝の陽ざしを浴びられることで、プロヴァンスに来た喜びをますます味わいました。












ガレージでしょうか?入口もアートです。


専用車が来ました。今日は女性ドライバーで、フランス歴25年の方でした。
またまた一人専用車となりました。

ルシヨンからアヴェニョンの方へ一気に行くとのこと。1時間くらいのドライブになりました。酔い止めをすっかり飲むのを忘れてしまいました…。最初の運転手さんよりも、25年もフランスに住んでいらっしゃる方だと、運転がフランス人です。(笑)あまり動かない方がいいので、後部座席にかたまって吊革を掴みながらじっとしていました。

一度、アヴェニョンのホテルに荷物を預けによるというので、そこで酔い止めを飲んで、再び車へ。目的地、世界遺産ポンデュガールまでは40分もあります。また固まりながらでしたが、段々と効いてきて、運転手さんとも話せるようになりました。全く困った自分です・・・。フー。


世界遺産、ポンデュガール到着。










橋だけの見学に60分時間があったので、ゆっくり橋の上で佇んでいました。ローマ人が水質を調べて、どこから水を引くか考えていたといいます。どうしたら、そんなことができたんでしょう!本当に立派な橋すぎて、圧倒されました。


ポン・デュ・ガール(仏:Pont du Gard)はフランス南部・ガール県のガルドン川に架かる水道橋である。ユゼスからニームへ水を運ぶための水路の途中にあり、古代ローマ時代・紀元前19年頃にアウグストゥス帝の腹心アグリッパの命令で架けられたと考えられている。(ウィキペディア)

今日のツアーは、この1か所だけ。
16時。アヴェニョンの橋のあたりで、添乗員さんがおろしてくれました。

橋(サン・ベネゼ橋 PONT ST BENEZET) 
夕方4時だったので、橋(サン・ベネゼ橋 PONT ST BENEZET)&法王庁(Palais des papes d'Avignon)の見学をすることにしました。橋も法王庁も12世紀ころのもの。日本だと平安時代から鎌倉時代になる頃で、源頼朝がいた頃ですね。

日本語ガイド機もついて、2か所セットで13ユーロです。ただ、日本語ガイドがあると言っても、内容は結構、専門用語が多いと感じました。なかなか難しかったです。

★法王庁(Palais des papes d'Avignon)

法王庁へは、橋から5分くらいのところにありました。法王庁に入る時に、法王庁のチケットをなぜか貰っていなかったような気がして、入るとき戸惑いました。

こうなったらクレームを言うしかありません。入口で、レシートを見せて、買ったのに貰っていないと言ったら、本当に買ったのかと疑われる始末。事実関係をちゃんと確認しようとするフランス人の態度を目にしました。私も食い下がるわけにはいかず、適当な英語と買った証拠としてレシートでどうにか分かってもらいました。

結局、チケット売り場に、その人電話をして、本当に買った事実があるか確かめていたようでしたけどね。そんなやり取りがあって、入るのが大変でしたが…。

落ち着いてから、カバンの中をよく見ると、チケットがありました。(爆)ごめんなさい。いろいろ日本語マップとかいっしょに渡されたので、渡されたことも見えない状態になっていたようでした。ま、でもクレームをするいい経験になりました。(笑)

中に入ると、法王庁の天井の広さに圧倒されました。要塞のようだと、よく表現されていますが、窓もあまりなく、石造りで華やかさもまったくありませんでした。ひっそりとしていました。




その時、どこからともなく合唱の歌声がしてきたのです。あまりにも綺麗な歌声だったので、すれ違いの20代の女の子たちと、「凄いねぇ」って顔をして、思わず目を合わせてしまいました。

声の方へ行くと、少し狭いスペースの部屋の中で、サウンドオブミュージックの家族のように、子供たち10人くらいが、はもり歌っていました。窓のない、石造りのその場所は、エコーがきれいにかかるので、より美しく響きます。その子供と一緒にいた大人の人が、iPhoneで録音していました。この団体は一体?!

入るタイミングが同じならば、だいたい同じように順路をまわっていくので、何回かこの子供たちと出会うのです。きれいな歌声を私も録音しようと、チャンスを待ちました。普通に歌ったら、他のお客様にも迷惑になりかねないので、タイミングよく2回目歌ったそのすきに、20秒くらいひそかに録音させてもらいましたよ。1回目でできたら一番よかったのですが…。1回目歌った場所が、狭い空間だったので、本当にその時は、私も夢の中に入るかのような感覚になりました。子供のきれいな何重奏かの声が空間の中にいっぱい広がって。

チケットをクレームした時間稼ぎもあって、時空が噛み合いましたね。(笑)
いつも悪いことが起きたとしても、結局いつも、いい感じの方向へ導かれちゃうな!

★子供たちの歌声をどうぞ! 
http://db1.voiceblog.jp/data/pearlplus/1319986072.m4a


法王庁の窓から見える、アヴェニョンの街並みが本当に美しかったです。







見学を終えてから、街を散策。18時くらいだったので、ショップめぐりには、1時間くらいしかありません!フランスは、19時になるとお店終わってしまうので。
PARISがきっと寒いだろうから、ニットを買うことにしたのです。日本はあまり寒くないし、かさばるから、ニット物はあまり持っていないので、気にいったものが見つかるまで色々と見ました。色々見て、やっぱり!と思ったものがあったので、1回入った店に戻って買いました。



コットンウールのVネックセーター
これでちょっと安心です。


次はレストラン探し。30分くらい探しました。まあまあ混んでいるお店でした。凝っていた料理の方が多かったので、分かりやすいものを食べたくなりました。前菜は、サラダ、メインはステーキを。無性にポテトフライが食べたくなったんです。




お店を見まわしてみると、ムール貝をお皿いっぱいに食べている人たちが何人かいらしたので、私もムール貝にしたかったなぁと後から思いました。メニューが写真付きのことなんか、めったにないフランスなので、フランス語が読めない場合は、周りを見渡すのもいいかもしれませんね。


私の前に座っていた、一人でお食事中のマダムと何回か目があって、微笑みあいました。細めの黒縁めがねをかけて、年季の入ったフラワーの刺繍のベストを着ていました。髪は少し白髪で、ミディアムの長さのマダムです。常連さんでしょうか。

たまに、一人で食事をしている人を見かけますが、そんなに多くはありません。
一人で食べている人たちは、ワインをちびちびと飲みながら、ゆっくりと食事を楽しんでいるように見えました。

明日のパリ行きに備えないと。朝は、TGVの駅までタクシーで行こう。
いろいろややこしくならないように。笑