『Hitomism Award2012』 ウエルカムボード by 妹 作品
先日のアワードでは、妹にウエルカムボードを描いてもらいました。
今は、絵よりも料理を深めている人なので、普段は全く描いていないようです。
1年に1度のアワードの時だけは、描いてもらっています。
どんな感じなのか?
前回はわかりやすく『ブーゲンビリア』をオーダーしましたが、
今回は、事前に『ひとみずむ4』の今回のコンセプトを話しておきました。
それだけでは、全然イメージがわかなかったようなので、
『ひとみずむ4』も全員分読んだようでした。
もっとわからなくなったようです。笑
ちなみに、妹としては、『じたばた』と『現状突破せよ』が印象的だったようです。
だから、アワードでその2作品が入っていなかったことに「ああ、外れちゃった」
となっていました。
だいたい、妹に頼む時は、「絵の構想を考えすぎて描けませんでした」
ということも想定しつつ、「まあ、できればいいな」と願っている感じで
待っています。笑
ということで、できあがったのが、当日の夕方のようでした。
描くのはそんなに時間がかかったわけではなさそうでしたが、
なにしろ「構想」に時間がかかったようなのです。
でき上がりはこちらです。
実際にリボンを買ってきて、描く形を作ることに数日要したようなのです。
ていうことは、この絵は、現実をありのままに捉える「写実主義!」。
驚きました。
一瞬見たときに、リボンだったので、描いた人11人分あるのかな?
とか思ってみたのですが、どうやらそうではありませんでした。
案として、私のリボンを軸として11人のリボンを結ぶことも
考えたようなのですが、それでは世界が狭すぎると感じて、
様々なリボンにして、結んだり、結んでなかったりにしたとか。
確かに、人は交差しても、結ぶ人とそうでない場合とありますね。
かなり、ニュートラルな考えのもと描かれたんだなぁと、
奥深さを感じました。
そう考えてみると、本当に「構想」の部分が大事ですね。
子供のころから、「絵を描くこと=作品づくりをしてきた人」の
思考フレームみたいなものは、今の礎になっているのでしょうか。
妹、おつかれさま&ありがとう!